フォーカス徳島

フォーカス徳島

『フォーカス徳島』は、四国放送による平日夕方の生放送ローカルニュース番組です。本番組は、1982年4月5日にスタートし、2023年には放送開始から40年を迎えます。初期には『徳島新聞テレビ夕刊』の後継番組として構想されており、ローカル情報を地域住民に届ける重要なメディアとなっています。

放送概要

放送開始当初は、月曜日から金曜日の18:00から18:30までの時間帯で放送されていましたが、現在の放送時間は『news every.』を飛び降りた後の18:15から18:55までを基本としています。金曜日は18:51までの短縮放送が行われます。また、1999年からは『530フォーカス徳島』という関連番組も放送され、17時台と18時台でローカル番組が全国ニュースを挟む形態を採用しています。年末年始には、放送枠が縮小される場合もあり、その際には『徳島新聞ニュース』が放送されます。

出演者

『フォーカス徳島』には、メインキャスターや気象予報士、コメンテーター、記者など多様なスタッフが関わっています。現在のメインキャスターは、月曜から水曜を担当する小玉晋平さんと、木曜から金曜を担当する森本真司さんで、さらに月曜・火曜には野口七海さん、水曜・金曜には豊成春子さんが出演しています。気象予報士には佐々木聖夏さんが入り、特定のコーナーには不定期で徳島大学の中野晋教授も出演しています。

これまでに多くの著名なキャスターやアナウンサーが出演しており、視聴者に親しまれてきました。例えば、初代メインキャスターである伊藤誠亮さんをはじめ、保岡栄二さんや岡本和夫さんなどが歴代のキャスターとして番組を盛り上げてきました。

内容と特徴

この番組は、地域のニュースや出来事を特集するだけでなく、天気予報や特別企画を通じて徳島の魅力を伝えています。過去には「キシャペディア」や「ふるさとリポート24」、さらには「週末アート」など、多様なコーナーが展開されてきました。また、最近では「若者の街」の特集や「水害に備える」といった環境問題に関する取り組みも取り上げられ、地域に密着した情報を提供する役割を果たしています。

放送時間の変遷

放送時間は、時代の流れに合わせていくつかの変更が行われてきました。例えば、1987年から1996年までは18:30からのスタートとなり、その後も数度にわたって時間の調整が行われました。2005年以降、18:15からのスタートが定着し、現在に至っています。これにより、より多くの視聴者に向けて情報を迅速に届ける体制が整えられています。

姉妹番組と地域貢献

『フォーカス徳島』には、姉妹番組として「週刊フォーカス徳島」が存在し、これは日曜日に放送され1週間の徳島のニュースをまとめています。このように、放送だけでなく、地域活動に深く関与し、県民と近い距離で情報を発信し続けています。

この番組は、地域のニュースを通じて徳島の情報発信をサポートし、視聴者とのつながりを強化しています。今後も、地域密着の情報に期待が寄せられています。

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