『530
フォーカス徳島』は、
四国放送で
1999年4月5日から
2008年9月26日まで放送されていたローカルワイド番組です。この番組は、平日の17時30分から17時50分にかけて放送され、
視聴者が参加できる生活に密着した情報を提供することを目的としていました。
番組は、長寿番組である『
フォーカス徳島』の姉妹番組としてスタートしました。『
フォーカス徳島』が
徳島県内の主要ニュースに焦点を当てた報道形式だったのに対し、530
フォーカス徳島は、より
視聴者との関わりを重視した内容でした。このため、生活情報や地域のイベント、
視聴者からの投稿を交えた構成が特徴的でした。
放送開始当初は、ニュース番組『
NNNニュースプラス1』が同時ネットされていましたが、『530
フォーカス徳島』のスタートに伴い、初めての試みとして夕方5時台のローカル情報番組が誕生しました。これにより、
視聴者はリアルタイムで地域の情報を受け取ることができ、地域に根ざした情報メディアとしての役割を果たしました。
出演者
番組のMCは
四国放送のアナウンサーが担当し、八幡篤範、中野涼子、
安部敏恵らが出演していました。また、全国的に知られたアナウンサーやキャスターが多く参加していたことも、この番組の魅力の一部でした。
過去の出演者には、武知邦明、中山千桂子、佐藤由芽、福井和美、金山明子、行部宗一、
義山望、大八木文香、豊山雅信(お天気キャスター)、岡久友紀(キャスター)などが名を連ねています。これらのアナウンサーたちは、さまざまな視点から
視聴者に向けて情報を発信していました。
音楽
オープニングテーマも、番組の印象を強める要素となっていました。特に、2000年頃に流れた
椎名へきるの「新しい風」や、2003年の
Fantastic Plastic Machineによる「City Lights」は、観る人々に新鮮な感覚を与えるものでした。
終了と後継番組
『530
フォーカス徳島』は、
2008年9月26日に放送を終了しましたが、その後は『5時からローカル ゴジカル!』という後継番組が
2008年9月29日からスタートしました。このように、『530
フォーカス徳島』は、その独自のスタイルで地域密着型の情報を届け、多くの
視聴者に親しまれた番組でした。地域とのつながりを大切にし、
視聴者のニーズに応える姿勢は、放送の歴史において重要な位置づけを与えています。