フットンダ

フットンダ

『フットンダ』は、2009年4月1日から2014年3月25日まで中京テレビ制作で、日本テレビ系列によって放送された深夜のバラエティ番組です。番組の特色は、駄洒落をメインにしたコンテンツであり、タイトルは古典的な駄洒落「布団が吹っ飛んだ」に由来しています。

番組の流れ

番組冒頭では、ナレーションにより「真夜中の笑点」として視聴者に紹介されながら進行します。タカアンド[[トシ]]が司会を務め、5〜6名のゲスト解答者（通称「モジリスト」）が中央に布団の芸を置かれたテーブルを囲み、ナレーターの阪井あかねが発表するお題を元に、大喜利の形式でモジった回答を披露します。

面白く感じれば、布団が盛り上がる演出があり、これが「ぷくぷく」と呼ばれる効果を生み出します。最も面白い、またはくだらない回答が披露されると、布団が飛び上がって「フットンダ」達成となります。布団の操作は、総合演出によって決定され、制限時間内に達成できない場合は「フットばず」と呼ばれます。

進行の特徴

2012年からは制限時間内に達成すれば何度でも布団を飛ばすことが可能となり、回答の形式も多様化しました。全員で回答を協力するコーナーでは、アンカーを決めた後に時計回りで発表し、最後の1人が発表を終えたところで判定を受けます。

番組の最後には、その回の中で最もよかった回答を選び「今日のベストモジり」や「今日のベスト回答」として紹介し、タカアンド[[トシ]]が締めの挨拶をしてエンディングを迎えます。

放送の運営とリニューアル

2011年以降、番組は段階的にリニューアルを行い、オープニングやセットも新しくされました。また、2013年からは東京都にあるヨシモト∞ホールでワイルドカード決定戦が不定期に開催され、放送でもその模様が取り上げられることがありました。

2014年にレギュラー放送が終了した後も、特別番組として「フットンダ王決定戦」が元旦に放送されるなど、番組の人気は衰えることなく続いています。これらの特別番組では、多くの芸人たちが集まり、フットンダの称号をかけた熱戦が繰り広げられます。

主な出演者

レギュラーのタカアンド[[トシ]]の他に、桂三度や川島明、レッド吉田など多様なモジリストが毎回参加し、彼らはそれぞれユニークなスタイルで笑いを提供しました。

番組内で出題されるお題も多岐にわたり、名作映画や名曲をモジったり、料理名を使ったり、さらには有名人のプライベートに迫るようなお題もありました。これにより、様々なジャンルの知識や発想力が試される内容となっています。

まとめ

『フットンダ』は単なるバラエティ番組に留まらず、視聴者参加型のお題を通じて既存の文化や流行を面白く捉える工夫がなされていました。その後の特別番組形式でも視聴者の期待に応え、今後もお笑い界に影響を与え続ける存在となっています。

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