フラミーニオ駅

フラミーニオ - ポーポロ広場駅 (Flaminio - Piazza del Popolo) の詳細

フラミーニオ - ポーポロ広場駅は、ローマ地下鉄A線に位置する地下駅です。1980年に「フラミーニオ駅」として開業しましたが、2000年に現在の名称に変更されました。この駅は、フラミーニオ広場、アウレリアヌス城壁の外側、ポーポロ広場に隣接しており、カンポ・マルツィオ地区にも近いという、交通の要衝となっています。

駅の構造と特徴

駅のアトリウムは、アルテメトロ・ローマ賞を受賞した美しいモザイクで飾られています。このモザイクは、パオロ・ドラーツィオと韓国人アーティスト、Lee Doo Shikによって制作されました。

駅の地上出入り口は以下の3ヶ所にあります。

ヴィッラ・ボルゲーゼ公園の記念入口の左、ローマ - ヴィテルボ線の隣
ポーポロ門の右
フラミーニオ広場の安全地帯の中、トラム2番の始発の隣

2番線トラムは、フラミーニオ広場からスタディオ・フラミーニオ、アウディトリウム、パラッツェット・デッロ・スポルト、そしてスタディオ・オリンピコを結んでいます。

駅の設計はアリオダンテ・バッセロによるもので、3階建ての建物の1階に位置しています。地下空間は長さ約100メートルで、島式ホームとなっています。

周辺の見どころ

駅周辺には、以下のような多くの観光名所や施設があります。

ヴィッラ・ボルゲーゼ公園
ポーポロ広場
ポーポロ門
サンタ・マリーア・デル・ポーポロ教会
ピンチョの丘
コルソ通り
バブイーノ通り
マルグッタ通り
リペッタ通り

駅の施設

駅には、以下の施設があります。

エスカレーター
切符売場
ローマ - ヴィテルボ線への接続

ローマ - ヴィテルボ線（ローマ・ノルド）

フラミーニオ駅は、ローマ＝ヴィテルボ線の駅名としても使用されており、この路線は伝統的に「ローマ・ノルド」と呼ばれています。この路線は、チーヴィタ・カステッラーナを経由してヴィテルボ方面へ向かうモンテベッロ駅への始発駅となっています。

この路線は、1932年10月28日に民間会社SRFN（Società Romana per le Ferrovie del Nord）によって開業し、「ローマ・ノルド」として親しまれてきました。1970年代には郊外交通と地方地下鉄網の大規模な再編が行われ、1976年にSTEFERがSRFNの全株式を取得、その後STEFERはA.CO.TRA.Lとなり、後にCotralへと変わりました。2000年にCotralは郊外新交通線との接続線を運営する会社と、地下鉄と許可鉄道を運営する会社に分割されました。後者は最初にメトロフェッロ、そして2001年3月にはMet.Ro.（Metropolitana di Roma）と改名されました。

その他の情報

フラミーニオ駅は、ローマの主要な交通ハブの一つとして機能しており、多くの人々が利用しています。駅周辺には、歴史的な観光名所だけでなく、ショッピングや食事を楽しめる場所も豊富にあります。

駅の利用者は、ローマの主要な観光スポットへのアクセスが非常に便利です。また、郊外へ向かうための重要な拠点でもあります。

外部リンク

ATACサイトのA線の駅情報
ATACサイトのローマ・ノルドの駅情報
地図 - Google マップ

* ローマの鉄道と地下鉄の駅

もう一度検索