フランク・メネキーノ

フランク・メネキーノは、1971年1月7日生まれ、ニューヨーク市スタテンアイランド出身の元プロ野球選手です。ポジションは主に二塁手で、右投右打の選手でした。

1993年のMLBドラフトでシカゴ・ホワイトソックスから45巡目（全体1261位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。しかし、1994年8月から1995年4月にかけてMLB史上最長のストライキの影響を受け、1995年のスプリングトレーニングに代替選手として参加した過去を持ちます。この行動が原因で、メジャー昇格後も選手会への加入を認められないという報復措置を受けました。

1999年にオークランド・アスレチックスでメジャーデビューを果たし、2001年には二塁のレギュラーとして定着。規定打席にも到達し、アメリカンリーグの打率ランキングで44位にランクインしました。2004年には、トロント・ブルージェイズに所属していた際に、投手として登板した経験もあります。

2006年には、ワールドベースボールクラシックのイタリア代表に、イタリア系アメリカ人として選出されました。

2008年に現役を引退後は、指導者としての道を歩み始めます。ニューヨーク・ヤンキース傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・ヤンキースでコーチを務めた後、2014年シーズンからはマイアミ・マーリンズで打撃コーチに就任しました。2016年にはバリー・ボンズ、2017年からはマイク・パグリアルーロが打撃コーチに就任したため、打撃コーチ補佐としてチームを支えました。2018年シーズン終了後に同職を解任されています。

2019年には、ホワイトソックス傘下のAAA級シャーロット・ナイツで打撃コーチを務めました。

2020年シーズンからは、ホワイトソックスの打撃コーチに昇格し、2022年シーズンまでチームの打撃向上に貢献しました。

プレースタイル

メネキーノは、内野の様々なポジションを守れるユーティリティ性を持ち味としていました。

背番号
7（1999年）
11（2000年 - 2004年途中）
4（2004年途中 - 2005年、2014年 - 2018年）
22（2020年）
26（2021年 - 2022年）

代表歴
2006 ワールド・ベースボール・クラシック・イタリア代表

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