フランク・ラグナウ

フランク・ラグナウ

フランク・ラグナウ（Frank Ragnow, 1996年5月17日 - ）は、アメリカ合衆国ミネソタ州ビクトリア出身のプロアメリカンフットボール選手であり、NFLのデトロイト・ライオンズでセンターとして活躍しています。

経歴

ハイスクール

高校時代には、アメリカンフットボールだけでなく、陸上競技の砲丸投げでも才能を発揮し、州大会で準優勝するほどの記録を残しました。

カレッジ

アーカンソー大学に進学後、1年目から先発センターとして出場し、その才能を開花させました。3年目の2016年シーズンには、オールSECセカンドチームに選出され、その実力を大学レベルで証明しました。さらに、4年目の2017年シーズンには、オールアメリカンセカンドチームにも選ばれるなど、カレッジフットボール界でトップクラスの評価を得て、NFLからの注目を集めました。

大学で4年間プレーした後、2018年のNFLドラフトにエントリーしました。

デトロイト・ライオンズ

2018年のNFLドラフトにおいて、フランク・ラグナウは全体20位という高い評価でデトロイト・ライオンズから指名を受けました。これは、アーカンソー大学出身のセンターとしては史上最高順位での指名であり、彼のポテンシャルへの期待の高さを示しています。その後、4年総額1178万ドルのルーキー契約をライオンズと締結し、プロとしてのキャリアをスタートさせました。

1年目の2018年シーズンは、チームにベテランセンターのグラハム・グラスゴウが在籍していたため、オフェンシブガードとしてプレーしました。しかし、2019年シーズンからは、本来のポジションであるセンターに復帰し、ライオンズのオフェンスラインを支える中心選手としての役割を担うようになりました。

2020年シーズンには、その卓越したプレーが認められ、自身初となるプロボウルに選出されました。さらに、オールプロセカンドチームにも選ばれるなど、NFLを代表するセンターとしての地位を確立しました。

2021年シーズン開幕前には、ライオンズから5年目のオプションを行使され、さらに4年総額5400万ドルという大型契約延長に合意しました。これは、彼がチームにとって不可欠な存在であることを示しています。しかし、このシーズンは爪先の怪我に苦しみ、4試合の出場に留まりました。

2022年シーズンには、怪我から復帰し、16試合に出場しました。安定したパフォーマンスを披露し、2年ぶりとなるプロボウルに選出され、再びその実力を証明しました。

脚注

特になし

外部リンク

Arkansas Razorbacks bio
* Detroit Lions bio

もう一度検索