フランチー・コルデロ

フランチー・コルデロ・バルガスについて

フランチー・コルデロ・バルガス（Franchy Cordero Vargas）は、1994年9月2日生まれのドミニカ共和国アスア州アスア出身のプロ野球選手です。彼は外野手および内野手としてプレーし、現在は埼玉西武ライオンズに所属しています。打席では左打者で、投手は右投げです。

経歴

プロ入りとパドレス時代

コルデロは、2011年にアマチュア・フリーエージェントとしてサンディエゴ・パドレスと契約し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートしました。2012年には傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・パドレスでプロデビューし、61試合に出場、打率.270、1本塁打、38打点、14盗塁を記録しました。

2013年にはアリゾナリーグ・パドレスで打率.333を記録し、2014年にはA級フォートウェイン・ティンキャップスとA-級ユージーン・エメラルズでの合計83試合で打率.255、9本塁打、44打点を記録しました。その後の2015年にはフォートウェインで126試合に出場し、打率.243、5本塁打、34打点、22盗塁を記録。2016年には3つの異なる級で137試合に出場し、打率.290、11本塁打、54打点、23盗塁をマークしました。

メジャー昇格といくつかのチームでのプレー

コルデロは、2017年5月27日にメジャー初昇格を果たし、ワシントン・ナショナルズとの試合でデビュー。初のメジャーリーグでのシーズンでは、30試合に出場し、打率.228、3本塁打、9打点の成績を残しました。しかし、その後のシーズンは怪我に悩まされ、2018年には右肘の手術からの回復に時間を要しました。

2020年7月、コルデロはカンザスシティ・ロイヤルズとトレードされ、その後2021年にはボストン・レッドソックスへ移籍しました。レッドソックスでは48試合に出場しましたが、打率は.189にとどまりました。2022年にはニューヨーク・ヤンキースとスプリット契約を結び、同年12月にはボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結びましたが、リリースされました。

西武での新たな挑戦

2023年、コルデロは埼玉西武ライオンズとの契約が発表されました。彼の背番号は55に決まり、新たな舞台での活躍が期待されています。2024シーズンには西武で初出場を果たし、打率や打点において早期に成果を上げることが大いに注目されています。新しいチームでの彼の活躍が、どのように展開されるのか、多くのファンが注目しています。

コルデロのこれまでのキャリアは、彼の才能と努力の証であり、今後の成長にも期待が寄せられています。

もう一度検索