フレッシュ・アップ・トゥデイ!

フレッシュ・アップ・トゥデイ！

『フレッシュ・アップ・トゥデイ！』は、山陰地方のFMラジオ局、エフエム山陰（V-air）でかつて放送されていた帯番組です。1995年10月2日にスタートし、足掛け12年にわたる放送を経て、2007年9月28日にその歴史に幕を閉じました。この番組は、リスナーの朝を彩るべく、日常生活に役立つ様々な情報を提供する生活情報番組として、平日毎朝届けられました。

番組内容と構成

番組の大きな特徴の一つは、エフエム山陰の女性アナウンサーや、フリーの女性パーソナリティたちが日替わりでマイクの前に立ち、それぞれの個性で番組を進行していた点です。曜日によって担当が変わり、常に新鮮な雰囲気をリスナーに提供していました。番組の構成としては、毎週決まった曜日に放送されるレギュラーコーナーと、その日ならではの話題や企画を掘り下げる日替わりのコーナーがバランス良く配置されていました。これにより、習慣として毎日聴くリスナーも、特定の曜日の企画を楽しみにするリスナーも満足できるような工夫が凝らされていました。

タイトル表記について

番組の正式名称である『フレッシュ・アップ・トゥデイ！』の表記については、興味深い点がありました。エフエム山陰の公式サイトなどで公開されていたタイムテーブル上では、番組名の最後に感嘆符（！）が付与された形で記載されていました。しかし、実際の番組のタイトルロゴや一部の広報物では、この感嘆符が省略されたデザインが使用されていたようです。これは、媒体によって表記が異なっていた事例として挙げられます。

放送時間の変遷

『フレッシュ・アップ・トゥデイ！』は、その長い放送期間中に何度か放送時間の変更を経験しています。番組開始から終了までの放送時間は、以下の通りです。

1995年10月2日 〜 1999年3月
月曜日から金曜日の午前8時55分から午後12時55分までの放送でした。スタート当初は、たっぷり4時間の生放送で、ゆとりのある番組進行が可能でした。
1999年4月 〜 2004年3月
放送開始時間が30分前倒しされ、午前8時25分から午後12時55分までの放送となりました。これにより、番組全体で4時間半の放送となり、さらに多くの情報を届けることが可能になりました。
* 2004年4月 〜 2007年9月28日
番組の放送時間が大幅に短縮されました。この期間は、午前8時25分から午前10時20分までの、約2時間弱の放送となりました。朝の早い時間帯に特化した情報提供へとシフトした形です。

このように、時期によって放送時間が変動しましたが、一貫して平日朝の帯番組として、地域の情報やリスナーの生活に寄り添うコンテンツを提供し続けました。

主な出演者

番組のパーソナリティとしては、エフエム山陰のアナウンサーや個性豊かなパーソナリティが多数登場しました。特に長く番組を支えたパーソナリティとしては、加藤さゆりさん、武田志乃さん、太田裕子さん、福島有紀さん、岡田理恵子さん、南さやかさん、益村千代さんなどが挙げられます。また、番組内で地域情報をレポートするリポーターとして、多久和優美さんなども出演されていました。日替わりの担当制だったため、毎日異なる声と雰囲気で番組が届けられ、それぞれの出演者が持つ魅力がリスナーに親しまれていました。

約12年にわたり、山陰地方の朝のラジオに親しまれた『フレッシュ・アップ・トゥデイ！』は、多くのリスナーに様々な情報と潤いを届けた番組として記憶されています。

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