フーベルト・ノイパー

フーベルト・ノイパーは、1960年9月29日オーストリアのシュタイアーマルク州バート・アウスゼー出身の元スキージャンプ選手です。同年代のアルミン・コグラーと共に、1980年代前半のオーストリアチームを牽引するエースとして活躍しましたが、その全盛期は短いものでした。

1979-1980シーズン、19歳でジャンプ週間総合優勝を果たし、続くレークプラシッドオリンピックでは90m級個人で銀メダルを獲得、70m級でも6位入賞を果たしました。さらに、スキージャンプ・ワールドカップでは3勝をあげ、初代総合チャンピオンに輝きました。このシーズン、彼は1歳年上のアルミン・コグラーを抑えての総合優勝でした。

しかし、翌シーズン以降はコグラーが台頭し、ノイパーは国内、国外を問わず常に2番手という位置に甘んじることになります。1980/81シーズン、ジャンプ週間では2連覇を達成するものの、ワールドカップ総合では4位に終わりました。

1981/82シーズンには、ワールドカップ総合で2位となり、ノルディックスキー世界選手権では団体戦で銀メダルを獲得しました。しかし、このシーズンを最後に、彼の成績は急降下していきます。

1982/83シーズン初戦となる1982年12月30日のオーベルストドルフ大会で6位入賞を果たしますが、その後はワールドカップで一桁順位を記録することはなく、1985年に現役を引退しました。

引退後は、オーストリアのバート・ミッテルンドルフでスキースクールを経営しています。また、1984年に結婚し、2人の娘がいます。2003年には、自叙伝「Flatline」（ISBN 3850521761）を出版しています。

外部リンク

フーベルト・ノイパー - 国際スキー連盟のプロフィール（英語）
フーベルト・ノイパー - Olympedia（英語）

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