ブダペスト東駅

ブダペスト東駅（ハンガリー語: Budapest Keleti pályaudvar）は、ブダペスト8区のヨージェフヴァーロシュに位置する、ブダペスト最大のターミナル駅です。バロシュ広場に面しており、その壮麗な姿は訪れる人々を魅了します。

1881年から1884年にかけて建設された駅舎は、イクレクティシズム様式で建てられ、当時のヨーロッパにおいて最先端の駅舎として評価されていました。設計はジュラ・ロッホリッツとヤーノシュ・フェケテェハージが担当し、駅舎のファサードを飾るジェームズ・ワットとジョージ・スチーブンソンの彫像は、その美しさを一層引き立てています。

ブダペスト東駅は、ブダペスト地下鉄2号線（M2、東西線）とも接続しており、地下鉄駅の長さは93m、ホーム長80m、深さ14mとなっています。2014年には4号線（M4）が開通し、ブダペスト東駅へのアクセスがさらに向上しました。また、東駅とフェレンツ・リスト国際空港を結ぶアクセス列車の計画もあり、今後ますます利便性が高まることが期待されています。

現在、ブダペストを発着する国際列車の多くがブダペスト東駅を利用しており、国内外への旅行者にとって重要な拠点となっています。

関連情報：

ブダペスト東駅 (ブダペスト地下鉄)
ブダペスト西駅
* ブダペスト＝ベオグラード鉄道

もう一度検索