ブライアン・ショウ (野球)

ブライアン・ショウ：変遷を辿るリリーフ投手の軌跡

ブライアン・アンソニー・ショウ（Bryan Anthony Shaw, 1987年11月8日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州リバモア出身のプロ野球選手。右投両打のリリーフ投手として、MLBの複数の球団で活躍しました。現在はフリーエージェント（FA）となっています。

プロ入りとダイヤモンドバックス時代

2008年のMLBドラフト2巡目（全体73位）でアリゾナ・ダイヤモンドバックスから指名されプロ入り。ルーキー級から着実にステップアップし、2011年6月にはメジャーデビューを果たします。当初は昇降格を繰り返しましたが、徐々にリリーフとして定着し、33試合に登板、防御率2.54という成績を残しました。2012年も64試合に登板し、リリーフとして存在感を示しました。

インディアンス時代

2012年オフに三角トレードでクリーブランド・インディアンスへ移籍。インディアンスでは、そのタフさでチームに貢献しました。2014年にはア・リーグ最多となる80試合に登板し、防御率2.59をマーク。2016年まで4年連続で70試合以上に登板し、リリーフとしてフル回転しました。

ロッキーズ、マリナーズ時代

2017年オフにコロラド・ロッキーズと3年契約を結びましたが、2020年に自由契約となります。その後、シアトル・マリナーズと契約しますが、DFAとなり、マイナー契約を経て自由契約となりました。

インディアンス復帰、そしてホワイトソックスへ

2021年にはインディアンス（現ガーディアンズ）にマイナー契約で復帰。見事メジャー契約を勝ち取り、ア・リーグ最多の81試合に登板し復活をアピールしました。2023年にはシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結び、メジャー昇格を果たしましたが、シーズンオフにFAとなっています。

投球スタイル

ブライアン・ショウは、最速97.2mph（約156km/h）の速球と、スライダーを主体とした投球スタイルが特徴です。特にカッターは投球の7-8割を占め、スライダーは右打者に対して有効な武器となっています。

プレースタイル

特筆すべきは、そのタフネスさでしょう。MLBでの13年間で70試合以上に登板したシーズンが7回を数え、リリーフとしてチームを支え続けました。

年度別投手成績、背番号

（詳細な年度別投手成績、守備成績、背番号については、MLB、ESPN、Baseball-Reference等の外部リンクをご参照ください。）

まとめ

ブライアン・ショウは、そのタフさと安定感で、長年にわたりMLBのリリーフとして活躍した選手です。複数の球団を渡り歩きながらも、常にチームのために全力を尽くす姿勢は、多くのファンに感動を与えました。今後の活躍にも注目したいベテラン投手です。

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