ブルーもしくはブルー

『ブルーもしくはブルー』小説とドラマの世界

山本文緒による小説『ブルーもしくはブルー』は、1992年9月に宙出版より刊行されました。同書のテレビドラマ化作品『ブルーもしくはブルー～もう一人の私～』についても、合わせて解説します。

小説『ブルーもしくはブルー』

『パイナップルの彼方』に続く、山本文緒の一般小説転向後第二作目となる本作は、1996年5月に角川文庫より文庫化され、2021年5月には改版が刊行されています。

あらすじ（小説）

（小説のあらすじは、情報が提供されていないため記述できません。）

登場人物

（登場人物の情報は、情報が提供されていないため記述できません。）

刊行情報

『ブルーもしくはブルー』宙出版〈宙ブックスハンディハードカヴァーズ〉、1992年9月。ISBN 4-391-11494-1
『ブルーもしくはブルー』角川書店〈角川文庫〉、1996年5月。ISBN 4-04-197002-4
『ブルーもしくはブルー 改版』KADOKAWA〈角川文庫〉、2021年5月。ISBN 978-4-04-111394-3

テレビドラマ『ブルーもしくはブルー～もう一人の私～』

NHK総合テレビの「連続ドラマシリーズ」枠で放送された本作は、“もう一人の私”という副題が示す通り、主人公と瓜二つの女性、いわゆるドッペルゲンガーの存在を軸に展開するサスペンスラブストーリーです。深夜ドラマ枠ながら、高い視聴率を記録したこともありました。


2003年末には4回シリーズの再編集版が放送され、2006年にはアンコール放送も実施されました。2008年にはファミリー劇場でも再放送されましたが、再編集版は放送されませんでした。2003年3月12日にDVD-BOXの発売が予定されていましたが、直前で中止され、現在もソフト化されていません。

あらすじ（テレビドラマ）

佐々木蒼子は、裕福な生活を送る一方で、夫・祐介との関係は冷え切っていました。祐介には長年の恋人、藤沢美樹がおり、蒼子にも牧原直也という恋人います。ある日、牧原との旅行中に偶然出会った河見蒼子は、蒼子と瓜二つの容姿で、生い立ちも誕生日も同じでした。しかし、結婚相手やその後の人生は大きく異なっていました。実は河見蒼子は、佐々木蒼子が過去に別れた恋人との結婚を悩んだ際に分岐した、「もう一人の自分」だったのです。現状からの逃避を望んだ佐々木蒼子は、河見蒼子と一ヶ月の生活交換を提案しますが、この行為が二人の運命を大きく変えていきます。

キャスト

佐々木蒼子：稲森いずみ
佐々木祐介：石黒賢
牧原直也：内田朝陽
緑川和夫：山寺宏一
森早苗：根本はるみ
藤沢美樹：七瀬なつみ
橘耕三：宇津井健
河見蒼子：稲森いずみ
河見俊一：細川茂樹
田島はるか：ベッキー
河見よし江：中尾ミエ

主題歌

島谷ひとみ「元気を出して」

スタッフ

脚本：中谷まゆみ
演出：国本雅広
プロデューサー：千葉行利
音楽：鈴木康博

関連商品、視聴率、その他詳細情報

（視聴率やその他の詳細は情報が提供されていないため記述できません。）

外部リンク

連続ドラマ　ブルーもしくはブルー - NHK放送史

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