ブルーフラッグビーチ

ブルーフラッグとは

ブルーフラッグは、国際NGOである国際環境教育基金（FEE）が実施する、ビーチ、マリーナ、観光用船舶を対象とした国際環境認証制度です。1985年にフランスで創設され、現在では世界51か国、5,036か所で認証されています。

概要

ブルーフラッグプログラムは、厳しい基準を満たしたビーチやマリーナ、観光用船舶に対して認証を与えます。認証は、北半球では5～6月、南半球では11月1日に授与されます。認証取得を目指す場合は、国内運営組織である一般社団法人JARTAへ申請します。

日本におけるブルーフラッグ

2016年に日本の浜辺がアジアで初めて認定されて以来、認証取得箇所は増加しています。2024年5月1日現在、国内では14か所（ビーチ12か所、マリーナ2か所）がブルーフラッグ認証を取得しています。

ブルーフラッグ認証取得箇所

2016年
福井県高浜町 若狭和田ビーチ
神奈川県鎌倉市 由比ヶ浜海水浴場
2019年
兵庫県神戸市 須磨海水浴場
千葉県山武市 本須賀海水浴場
2021年
神奈川県藤沢市江の島 片瀬西浜・鵠沼海水浴場
2022年
神奈川県逗子市 逗子海水浴場
神奈川県逗子市 リビエラ逗子マリーナ
2023年
千葉県勝浦市 興津海水浴場
宮城県気仙沼市 小田の浜海水浴場
宮城県南三陸町 サンオーレそではま海水浴場
宮城県七ヶ浜町 菖蒲田海水浴場
2024年
岩手県陸前高田市 高田松原海水浴場
大阪府貝塚市 二色の浜海水浴場
神奈川県三浦市 リビエラシーボニアマリーナ

2023年宮城県内3ビーチの条件付き認証について

2023年に宮城県内の3つのビーチが新たに認定されましたが、東京電力福島第一原子力発電所のALPS処理水海洋放出を考慮し、海水サンプルの水質が国際原子力機関（IAEA）の定める国際基準に適合しない場合は直ちに旗を降ろすという条件付きとなりました。

外部リンク

公式ウェブサイト
一般社団法人JARTA
* 一般社団法人日本ブルーフラッグ協会

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