逗子マリーナ

リビエラ逗子マリーナ：相模湾に広がる、地中[[海]]風リゾート

リビエラ逗子マリーナは、神奈川県逗子市小坪にある、相模湾に面した会員制リゾート施設です。マリーナを核に、ホテル、レストラン、マンション、さらにイベントやウエディング事業まで展開する、複合的なリゾート空間となっています。

リゾート空間の多様な魅力

9棟の分譲マンションと5箇所の共有会員制宿泊施設から構成され、多くの住戸からは相模湾の美しい景色、葉山や江の島、そして富士山まで見渡せます。マンションの居住者向けには、販売仲介、清掃、庭の手入れ、リフォームといった充実したサポート体制も整っています。

マリーナには、約280隻のクルーザーやヨットが係留可能で、ビジター用のバースも用意されています。新艇・中古艇の販売やメンテナンスサービスも提供しており、マリンレジャーを満喫できる環境が整っています。

食事も充実しており、「リストランテAO逗子マリーナ」、「マリブファーム逗子マリーナ」、「ロンハーマンカフェ」と、異なるジャンルの3つのレストランが魅力です。会員制のテニスコートや、毎月開催されるマルシェやジャズライブなど、多彩なイベントも魅力のひとつです。

さらに、「リビエラリゾートクラブ」という会員制シェアクラブでは、クルーザーやヨットのシェアリングを通して、マリンライフスタイルを提案しています。駐車場も、住民やハーバー利用者用に加え、有料駐車場を150台分用意しています。

歴史と変遷：地中[[海]]をイメージしたリゾートの軌跡

リビエラ逗子マリーナの開発は、西武流通グループ（後のセゾングループ）によって、地中[[海]]のリゾート地をイメージして進められました。1971年6月、鎌倉霊園造成工事の残土を用いて造成された岩礁地に開業しました。

1970年代半ばから1980年代後半にかけて、9棟1226戸のマンションが建設・分譲され、マリーナ、プール、レストラン、ボウリング場などが整備されました。東京都心から約1時間というアクセスの良さ、湘南の海とヤシの木が織りなす地中[[海]]風の風景が人気を呼びました。

その独特の景観から、1980年代後半のバブル景気期には、多くのトレンディドラマや映画、CMの撮影地としても利用されました。日産シルビアのCMなど、記憶に残る映像作品の数々がここで制作されました。

しかし、2001年に事業主であった西洋環境開発が倒産。その後、2002年にリビエラグループが施設全体を買収し、事業を継承しました。その後も施設の老朽化対策やリニューアル、新築などが行われ、2020年にはスモールラグジュアリーホテル「マリブホテル」と日本初上陸レストラン「マリブファーム」が開業。2022年には国際環境認証「ブルーフラッグ」を取得するなど、進化を続けています。

建物の概要

リビエラ逗子マリーナの建物は、本館（地上12階、地下1階）をはじめ、1号棟から8号棟まで、それぞれ竣工時期の異なる複数のマンションから構成されています。各棟の階数や竣工年は様々ですが、いずれも相模湾の眺望を最大限に生かした設計となっています。

運営会社

現在の運営会社はリビエラグループです。その歴史は、1967年に逗子観光開発株式会社として設立されたことに始まります。その後、幾度かの合併や商号変更を経て、現在の株式会社リビエラリゾートとなりました。

エピソード：歴史を彩る様々な出来事

リビエラ逗子マリーナは、数々の歴史的出来事やエピソードにも彩られています。小説家の川端康成が亡くなった場所としても知られており、松任谷由実のプールライブ、プロレス興行などが行われた歴史もあります。ボウリング場やレストランなども時代の流れとともに変化し、現在は新たな施設として生まれ変わっています。

現在も進化を続けるリビエラ逗子マリーナは、相模湾の美しい景色と上質なサービス、そして多彩なイベントが一体となった、魅力的なリゾート施設です。

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