ブレアウィッチ2
『ブレアウィッチ2』（原題: Book of Shadows: Blair Witch 2）は、2000年に公開されたアメリカのホラー映画で、前作『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の続編にあたります。
前作がPOV形式のモキュメンタリーだったのに対し、本作はドキュメンタリータッチのフィクションとして制作されており、前作の映画の影響で実際に起きた事件を元に作られたという設定になっています。劇中では、前作で描かれた学生失踪事件はあくまでフィクションという扱いですが、それ以外の魔女伝説にまつわる殺人事件は実在したという設定で物語が展開されます。
映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の大ヒットにより、バーキッツヴィルの町は観光客で賑わっていました。その町の青年ジェフは、過去に幼女誘拐の前科があり精神病院に入院していた経歴を持つ人物ですが、この人気にあやかり「ブレア・ウィッチ・ハント」というツアーを企画します。
ツアーに参加したのは、ウィッカン（魔女）を自称するエリカ、ゴスファッションで霊能力を持つキム、大学院生カップルで「ブレア・ウィッチ：ヒストリーかヒステリーか？」という論文を執筆中のスティーヴンと妊娠中のトリステン。彼らはジェフと共に、ブレア・ウィッチの伝説が残る森へと出発します。
一行は映画のロケ地を巡り、ラスティン・パーの廃墟を訪れた後、別のツアー客と添乗員との間で騒動が起き、彼らをコフィン・ロック（ひつぎ石）に追いやってしまいます。その夜、パーの廃墟で一夜を過ごすことになった彼らでしたが、翌朝、眠っていた記憶のない5人は、壊れたビデオカメラと切り裂かれたスティーヴンの原稿を発見します。
キムは、ビデオテープがヘザーのフィルムが発見された石の下にあると指摘し、その通りに発見。その後、トリステンが流産して病院で手当てを受けた後、ジェフのロフトでビデオテープを再生すると、そこには奇妙な映像が記録されていたのでした。
ジェフ・パターソン - ジェフリー・ドノヴァン（日本語吹替：森川智之）
キンバリー・“キム”・ダイヤモンド - キム・ディレクター（日本語吹替：深見梨加）
エリカ・ギーアセン - エリカ・リーセン（日本語吹替：佐々木優子）
スティーヴン・ライアン・パーカー - スティーヴン・パーカー・ターナー（日本語吹替：中田和宏）
トリステン・ライラー - トリステン・スカイラー（日本語吹替：渡辺美佐）
クレイヴンス保安官 - ラニー・フラハーティ（日本語吹替：糸博）
監督：ジョー・バーリンジャー
製作：ビル・カラッロ
製作総指揮・原案：ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
脚本：ディック・ビーブ、ジョー・バーリンジャー、ニール・スティーヴンス、エドゥアルド・サンチェス
撮影：ナンシー・シュライバー
美術：ヴィンス・ペラニオ
編集：サラ・フラック
作曲：カーター・バーウェル
テーマソング：マリリン・マンソン「ディスポーザブル・ティーンズ」
衣装：メリッサ・トス
特撮：ランドール・バルスマイヤー
あの"森"には何かがいる
呪いを受け取れ
今作の序章となるビデオ作品で、全米ショウタイムで放映されました。日本では日本ビクターからビデオとDVDが2001年6月30日まで限定販売されました（ビデオはレンタルもあり）。ラスティン・パー事件の隠された真相を暴く内容で、題名の「7」は犠牲者7人の数を指しています。
映像保管人のクリス・キャラスコは、ラスティン・パー事件の唯一の生存者カイル・ブロディを疑い、彼が入院していた精神病院の様子を映した「ホワイト・エナメル」を鑑賞します。クリスはカイルの発言から真相にたどり着き、パーの最後の懺悔を聞いた元神父やカイルの妹に証言を求め、カイルが事件を操る真犯人ではないかと結論づけます。しかし、カイルがラスティン・パーの家の壁や刑務所に書いた魔女しか知らない言語が謎を深めます。作品は関係者のインタビューで構成されています。
クリス・キャラスコ：ジョン・マイナード
ドミニク・ガゼル（元神父）：シド・コンラッド
ジャニーン・ブロディ（カイルの妹）：メアリー・アン・マッガリー
他多数
監督・脚本：ベン・ロック
製作総指揮：バイリー・ジョーンズ
製作：ジェイ・ボクダノヴィッチ、ベン・ロック
音楽：サシャ・ボクダノヴィッチ
編集：カート・アバノヴィッチ
撮影：ニール・L・フレデリックス
『ブレア・ウィッチ ラスティン・パーの告白』
『ブレア・ウィッチ2暗黒の書』
コミック『ブレア・ウィッチ2序章バーキッツヴィル7』
小説『ブレア・ウィッチ・ファイル』シリーズ
あの"森"には何かがいる伝説の森を訪ねる旅「Blair Witch Tour」
JTB団体旅行日本橋支社が2000年4月から5月に実施した、映画の舞台を巡るツアー
第21回ゴールデンラズベリー賞
最低リメイク及び続編賞 - 受賞
最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低スクリーンカップル賞 - ノミネート
前作の監督であるダニエル・マイリックとエドゥアルド・サンチェスは、本作の製作総指揮に名を連ねていますが、この続編は彼らの意に反して製作されたという認識を示しています。
ブレアウィッチ2 - allcinema
ブレアウィッチ2 - KINENOTE
ブレアウィッチ2 - MOVIE WALKER PRESS
ブレアウィッチ2 - 映画.com
ブレアウィッチ2 - シネマトゥデイ
Book of Shadows: Blair Witch 2 - オールムービー（英語）
Book of Shadows: Blair Witch 2 - IMDb（英語）
Book of Shadows: Blair Witch 2 - Rotten Tomatoes（英語）
* Book of Shadows: Blair Witch 2 - TCM Movie Database（英語）
前作がPOV形式のモキュメンタリーだったのに対し、本作はドキュメンタリータッチのフィクションとして制作されており、前作の映画の影響で実際に起きた事件を元に作られたという設定になっています。劇中では、前作で描かれた学生失踪事件はあくまでフィクションという扱いですが、それ以外の魔女伝説にまつわる殺人事件は実在したという設定で物語が展開されます。
あらすじ
映画『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の大ヒットにより、バーキッツヴィルの町は観光客で賑わっていました。その町の青年ジェフは、過去に幼女誘拐の前科があり精神病院に入院していた経歴を持つ人物ですが、この人気にあやかり「ブレア・ウィッチ・ハント」というツアーを企画します。
ツアーに参加したのは、ウィッカン（魔女）を自称するエリカ、ゴスファッションで霊能力を持つキム、大学院生カップルで「ブレア・ウィッチ：ヒストリーかヒステリーか？」という論文を執筆中のスティーヴンと妊娠中のトリステン。彼らはジェフと共に、ブレア・ウィッチの伝説が残る森へと出発します。
一行は映画のロケ地を巡り、ラスティン・パーの廃墟を訪れた後、別のツアー客と添乗員との間で騒動が起き、彼らをコフィン・ロック（ひつぎ石）に追いやってしまいます。その夜、パーの廃墟で一夜を過ごすことになった彼らでしたが、翌朝、眠っていた記憶のない5人は、壊れたビデオカメラと切り裂かれたスティーヴンの原稿を発見します。
キムは、ビデオテープがヘザーのフィルムが発見された石の下にあると指摘し、その通りに発見。その後、トリステンが流産して病院で手当てを受けた後、ジェフのロフトでビデオテープを再生すると、そこには奇妙な映像が記録されていたのでした。
キャスト
ジェフ・パターソン - ジェフリー・ドノヴァン（日本語吹替：森川智之）
キンバリー・“キム”・ダイヤモンド - キム・ディレクター（日本語吹替：深見梨加）
エリカ・ギーアセン - エリカ・リーセン（日本語吹替：佐々木優子）
スティーヴン・ライアン・パーカー - スティーヴン・パーカー・ターナー（日本語吹替：中田和宏）
トリステン・ライラー - トリステン・スカイラー（日本語吹替：渡辺美佐）
クレイヴンス保安官 - ラニー・フラハーティ（日本語吹替：糸博）
スタッフ
監督：ジョー・バーリンジャー
製作：ビル・カラッロ
製作総指揮・原案：ダニエル・マイリック、エドゥアルド・サンチェス
脚本：ディック・ビーブ、ジョー・バーリンジャー、ニール・スティーヴンス、エドゥアルド・サンチェス
撮影：ナンシー・シュライバー
美術：ヴィンス・ペラニオ
編集：サラ・フラック
作曲：カーター・バーウェル
テーマソング：マリリン・マンソン「ディスポーザブル・ティーンズ」
衣装：メリッサ・トス
特撮：ランドール・バルスマイヤー
キャッチコピー
あの"森"には何かがいる
呪いを受け取れ
外伝ビデオ「バーキッツヴィル7」
今作の序章となるビデオ作品で、全米ショウタイムで放映されました。日本では日本ビクターからビデオとDVDが2001年6月30日まで限定販売されました（ビデオはレンタルもあり）。ラスティン・パー事件の隠された真相を暴く内容で、題名の「7」は犠牲者7人の数を指しています。
あらすじ（外伝）
映像保管人のクリス・キャラスコは、ラスティン・パー事件の唯一の生存者カイル・ブロディを疑い、彼が入院していた精神病院の様子を映した「ホワイト・エナメル」を鑑賞します。クリスはカイルの発言から真相にたどり着き、パーの最後の懺悔を聞いた元神父やカイルの妹に証言を求め、カイルが事件を操る真犯人ではないかと結論づけます。しかし、カイルがラスティン・パーの家の壁や刑務所に書いた魔女しか知らない言語が謎を深めます。作品は関係者のインタビューで構成されています。
キャスト（外伝）
クリス・キャラスコ：ジョン・マイナード
ドミニク・ガゼル（元神父）：シド・コンラッド
ジャニーン・ブロディ（カイルの妹）：メアリー・アン・マッガリー
他多数
スタッフ（外伝）
監督・脚本：ベン・ロック
製作総指揮：バイリー・ジョーンズ
製作：ジェイ・ボクダノヴィッチ、ベン・ロック
音楽：サシャ・ボクダノヴィッチ
編集：カート・アバノヴィッチ
撮影：ニール・L・フレデリックス
関連商品
書籍
『ブレア・ウィッチ ラスティン・パーの告白』
『ブレア・ウィッチ2暗黒の書』
コミック『ブレア・ウィッチ2序章バーキッツヴィル7』
小説『ブレア・ウィッチ・ファイル』シリーズ
CD
関連イベント
あの"森"には何かがいる伝説の森を訪ねる旅「Blair Witch Tour」
JTB団体旅行日本橋支社が2000年4月から5月に実施した、映画の舞台を巡るツアー
賞歴
第21回ゴールデンラズベリー賞
最低リメイク及び続編賞 - 受賞
最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低スクリーンカップル賞 - ノミネート
前作の監督であるダニエル・マイリックとエドゥアルド・サンチェスは、本作の製作総指揮に名を連ねていますが、この続編は彼らの意に反して製作されたという認識を示しています。
脚注
外部リンク
ブレアウィッチ2 - allcinema
ブレアウィッチ2 - KINENOTE
ブレアウィッチ2 - MOVIE WALKER PRESS
ブレアウィッチ2 - 映画.com
ブレアウィッチ2 - シネマトゥデイ
Book of Shadows: Blair Witch 2 - オールムービー（英語）
Book of Shadows: Blair Witch 2 - IMDb（英語）
Book of Shadows: Blair Witch 2 - Rotten Tomatoes（英語）
* Book of Shadows: Blair Witch 2 - TCM Movie Database（英語）
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