プラス・モンジュ駅

プラス・モンジュ駅の概要

プラス・モンジュ駅（プラス・モンジュえき）は、フランスの首都パリ、5区に位置するパリメトロ7号線の駅です。この駅は、エスカレーターを有する出入口と、ナヴァール通りに面した出入口の2か所があるのが特徴です。駅の名称は、フランス高等師範学校の設立を支持した数学者、ガスパール・モンジュに由来しています。この地域の歴史と文化が息づくエリアで、観光客にも地元の住民にも利用されています。

歴史

プラス・モンジュ駅は1930年2月15日に、当初はメトロ10号線の駅として設けられました。この開業は、10号線のオデオン駅からの延伸に伴うもので、一時的にこのような形態を取っていました。駅と10号線のカルディナル・ルモワール駅との間には連絡線があり、オデオン方面への列車が行き来していました。

翌年の1931年4月26日には、セーヌ川を横断するトンネルの完成により、7号線がポン・シュリー駅（現在のシュリー・モルラン駅）からプラス・モンジュ駅まで延伸されました。この変化により、10号線として運行されていた区間は7号線に移管され、10号線はオステルリッツ方面へと新たに路線を設ける形となりました。

利用状況

2011年の調査によると、プラス・モンジュ駅の乗車人員は2,927,184人に達し、駅の利用状況は年々増加しています。2013年にはさらに増え、3,057,167人に達しました。この数字は、パリメトロの303駅中で175位に位置付けられる利用者数を示しています。

駅周辺

プラス・モンジュ駅周辺には多くの観光スポットや文化施設があります。特に著名なのはパリ植物園で、美しい庭園などが広がり、観光客や地元住民に愛されています。また、アレーヌ・ド・リュテスやムフタール通りも近くにあり、これらのエリアでは地元の文化や生活を体感できるでしょう。

バス路線

駅へのアクセスには、パリ交通公団（RATP）が運行するバス47系統が利用可能です。さらに、夜間には深夜バスのノクティリアンが運行されており、N15系統およびN22系統が利用できます。これにより、プラス・モンジュ駅は昼夜問わず多くの人々に利用され続けています。

隣接駅

プラス・モンジュ駅の隣に位置するメトロ7号線の駅には、ジュシュー駅とサンシエ・ドバントン駅があります。これらの駅も、パリの魅力ある観光名所や文化体験へと繋がるアクセス手段となっています。

プラス・モンジュ駅は、開業以来長い歴史を持ち、パリの都市生活の中心に位置しています。駅を利用することで、パリの豊かな文化や歴史、そして美しい風景を楽しむことができるでしょう。

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