プラネックスコミュニケーションズ

プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、東京都渋谷区恵比寿西に本社を置く企業です。パソコンの周辺機器やネットワーク機器、ソフトウェアの開発、コンサルティングなどを主な事業としています。

1995年（平成7年）に設立され、当初は「プラネットジャパン株式会社」という社名でした。その後、1996年に「プラネットコミュニケーションズ株式会社」へ、1998年には現在の社名である「プラネックスコミュニケーションズ株式会社」へと変更しました。設立当初からネットワーク機器の価格破壊による普及拡大を掲げ、2001年（平成13年）にはJASDAQへ上場を果たしました。

2009年（平成21年）には持株会社化し、「プラネックスホールディング株式会社」へと社名を変更。同時に、事業を承継する完全子会社として「プラネックスコミュニケーションズ株式会社」を設立しました。この時期には、情報通信・ネットワーク関連製品事業、自動車流通事業、店頭外国為替証拠金取引等事業、不動産事業の4つを基幹事業として展開していました。しかし、情報通信・ネットワーク関連製品事業と自動車流通事業が経営不振に陥り、2014年（平成26年）にMBO（マネジメント・バイアウト）を実施し、株式を非公開化して上場廃止となりました。

沿革を詳しく見ると、1995年7月10日に会社設立、「プラネットジャパン株式会社」としてスタートしました。1996年7月には「プラネットコミュニケーションズ株式会社」に社名変更。1998年2月に現在の社名となりました。2001年7月にはJASDAQに上場、2005年7月には本社を東京都渋谷区東三丁目に移転しています。2009年10月1日には持株会社化に伴い「プラネックスホールディング株式会社」に社名変更、同時に子会社「プラネックスコミュニケーションズ株式会社」が設立され事業を継承しました。

2010年8月には子会社のプラネックスフォースシステムズ株式会社において自動車流通事業を開始。2012年3月には本社を移転し、子会社の株式会社外為ジャパンとプラネックスフォースシステムズ株式会社が、株式会社EMCOMホールディングスより株式会社EMCOM CONSULTINGを買収し、プラネックスコンサルティング株式会社に商号変更しました。2012年9月には子会社の株式会社外為ジャパンが既存の外国為替証拠金取引業を株式会社DMM.com証券に会社分割で承継し、PLANEX TRADE.COM株式会社に商号変更。2012年12月にはプラネックスコンサルティング株式会社を清算結了しました。2013年2月には子会社のプラネックスフォースシステムズ株式会社をプラネックスカーズ株式会社に商号変更しました。

2014年10月にはマネジメント・バイアウトを目的とする株式公開買付けにより、親会社のドリームイメージズ有限会社、その子会社で公開買付けを行った株式会社AMK及び久保田克昭が、合計約89％の議決権を取得。2014年12月には上場廃止となりました。2015年1月にはプラネックスホールディングがPLANEX TRADE.COMを吸収合併。2019年9月9日には本社を東京都目黒区中根1-24-13に移転し、2022年7月22日に現在の所在地へ移転しました。

グループ企業としては、プラネックスカーズ株式会社（旧株式会社アメリカンメガトレンド→プラネックスフォースシステムズ株式会社）とPLANEX TRADE.COM株式会社（外国為替証拠金取引業）があります。また、海外拠点としてPLANEX COMMUNICATIONS INC. (台湾) が存在します。

製品としては、ネットワーク機器や周辺機器の開発を行っていますが、具体的な製品名については公式ウェブサイト等を参照してください。

プラネックスコミュニケーションズは、設立から現在に至るまで、事業の多角化や再編、MBOによる非公開化、持株会社化など、様々な変遷を経てきました。ネットワーク機器の価格破壊による普及拡大を目指し、市場に挑戦してきた企業と言えるでしょう。

公式ウェブサイトや関連情報については、下記の外部リンクをご参照ください。

プラネックスコミュニケーションズ公式ウェブサイト
プラネックスコミュニケーションズ (planex.jp) - Facebook
プラネックスカーズ株式会社
プラネックスホールディング株式会社 - ウェイバックマシン

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