YUKIの2nd
シングル「プリズム」は、前作「the end of shite」から1ヶ月後にリリースされました。この楽曲以降、YUKIの全ての
シングル曲は彼女自身の作詞となっています(共作を含む)。
「プリズム」は、
JUDY AND MARY解散後、YUKIがすぐに書き下ろした歌詞作品の一つです。ソロ活動への不安と希望、そしてバンドメンバーへの感謝の気持ちが込められています。そのため、ライブでは定番曲としてほぼ必ず歌われる、ファンにとっても非常に大切な楽曲となっています。
ミュージック・ビデオには、俳優の
西島秀俊が出演していることも話題となりました。楽曲の世界観をより深く表現しており、視覚的にも楽しめる作品です。
「プリズム」は、
第63回NHK紅白歌合戦でYUKIが初出場を果たした際に歌われた楽曲でもあります。パフォーマンス中、星の形をした紙吹雪がウィッグの額に偶然にも星の印のように乗っかり、一部メディアはこれを「奇跡的な演出」と報じました。YUKIのパフォーマンスと楽曲の魅力が相まって、多くの視聴者に感動を与えました。
収録曲は以下の通りです。
1. プリズム
作詞: YUKI / 作曲: Andy Sturmer / 編曲: Andy Sturmer, John Fields
2. プリズム(Backing Track)
「プリズム」は、以下のアルバムに収録されています。
PRISMIC(#1)
five-star(#1)
また、
大橋純子によって2007年にアルバム『Terra』でカバーされています。幅広い世代に愛される楽曲であることがわかります。
「プリズム」は、YUKIのソロ活動における重要なターニングポイントとなった楽曲であり、彼女の音楽性や表現力の幅広さを示す作品と言えるでしょう。聴く人の心に寄り添い、勇気を与えてくれる、そんな力を持った楽曲です。