プリヴェ企業再生グループ

プリヴェ企業再生グループ株式会社は、日本においてプライベート・エクイティ・ファンドを運営する企業です。

概要

社名「プリヴェ」はフランス語で「私的な」を意味し、富裕層向けのプライベートバンクをイメージして名付けられました。かつては「プリヴェチューリッヒ」という名称を使用していました。

沿革

1997年8月：松村謙三氏によりプリヴェチューリッヒ証券株式会社が設立
2002年12月：プリヴェチューリッヒ企業再生株式会社が設立
2003年5月：富士通より神田通信工業株式会社を買収
2003年8月：プリヴェチューリッヒ企業再生グループ株式会社を設立
2004年4月：日産自動車より静岡日産自動車株式会社、三河日産自動車株式会社を買収
2004年9月：東武鉄道より株式会社東武運輸栃木及び株式会社東武運輸新潟を買収（東武鉄道は株式の5％を継続保有）
2005年5月：株式会社東武運輸栃木と株式会社東武運輸新潟が合併し、東武運輸プリヴェチューリッヒとなる。翌年、東武運輸プリヴェ株式会社へ社名変更
2006年7月：自動車販売関連事業（静岡日産自動車、三河日産自動車）をVTホールディングス傘下に売却
2007年11月：タカラトミーから株式会社エー・ジー（現・Hazuki Company）を買収
2009年10月：プリヴェ企業再生グループ株式会社に商号を変更
2010年6月：株式会社エー・ジーはプリヴェAG株式会社に商号変更
2012年7月：本社を東京都港区六本木ヒルズ森タワーに移転
2014年10月：東武運輸プリヴェがプリヴェ運輸株式会社に商号変更
2017年9月：プリヴェAGがHazuki Company株式会社に商号変更

過去に子会社化した企業

神田通信工業: 携帯電話（富士通にらくらくホンをOEM供給）、無線通信機器、医療機器メーカー。東京証券取引所2部に上場していたが、2003年5月に富士通から買収後、プリヴェチューリッヒ企業再生グループへの株式移転により2003年8月25日に上場廃止。
プリヴェ運輸: 2004年9月に東武鉄道から東武運輸栃木と東武運輸新潟を買収（東武鉄道は5%ずつ継続保有）。2005年5月1日に両社を合併させて、東武運輸プリヴェチューリッヒとした。2006年5月24日に東武運輸プリヴェに商号変更。2014年10月に現商号に変更。
静岡日産自動車・三河日産自動車: 2004年に日産自動車から買収した自動車販売店。2006年7月3日、VTホールディングスの子会社・VTキャピタルに株式を売却。
Hazuki Company: 2007年にタカラトミーから買収。買収後、エー・ジーからプリヴェAGに社名を変更。2017年に現商号に変更。
イー・レヴォリューション: 2007年9月28日～10月26日にタカラトミーの持分法適用関連会社であるイー・レヴォリューションへのTOBを実施した上で、11月1日に同社の第三者割当増資を引き受けて買収を完了。

外部リンク

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