プレザンツ郡 (ウェストバージニア州)

プレザンツ郡は、ウェストバージニア州の中央北部、オハイオ川沿いに位置する郡です。2010年の国勢調査によると、人口は7,605人で、2000年の7,514人からわずかに増加しました。郡庁所在地であり、最大の都市はセントメアリーズ市です。この郡は1851年にバージニア州議会によって設立され、その名称はバージニア州選出の上院議員および知事を務めたジェイムズ・プレザンツ・ジュニアに由来します。

プレザンツ郡は、パーカーズバーグ・マリエッタ・ビエナ大都市圏の一部を構成しており、オハイオ州との境界にまたがっています。郡の地理的な特徴としては、総面積が約349平方キロメートルで、そのうち陸地が約339平方キロメートル、水域が約10平方キロメートルを占めています。水域の割合は全体の2.87%です。

主要な道路としては、ウェストバージニア州道2号線、16号線、そして807号線が郡内を縦横に走っています。周辺の郡としては、北にオハイオ州のワシントン郡、東にタイラー郡、南東にリッチー郡、そして南西にウッド郡があります。また、オハイオ川諸島国立野生生物保護区の一部が郡内に位置しています。

以下は、2000年の国勢調査に基づく人口統計データです。

人口構成:
白人: 98.03%
アフリカ系アメリカ人: 0.90%
ネイティブアメリカン: 0.13%
アジア系: 0.23%
その他: 0.11%
混血: 0.60%
ヒスパニックまたはラテン系: 0.51%
世帯数: 3,053
家族数: 2,180
1世帯あたりの平均構成人数: 2.39人
1家族あたりの平均構成人数: 2.92人
年齢構成:
18歳未満: 21.6%
18歳から24歳: 7.1%
25歳から44歳: 26.2%
45歳から64歳: 26.2%
65歳以上: 18.8%
年齢の中央値: 42歳
女性100人に対する男性の割合: 92.9人
* 18歳以上の女性100人に対する男性の割合: 89.1人


2008年のアメリカ合衆国大統領選挙では、共和党のジョン・マケイン候補が60%の支持を得て、民主党のバラク・オバマ候補の38%を大きく上回りました。

郡内には、ベルモントとセントメアリーズという法人化された市と町があり、その他にもアービラ、カルカッタ、ヘブロン、パイングローブといった未編入の町が存在します。

プレザンツ郡は、その歴史と自然の美しさ、そして穏やかなコミュニティが魅力的な場所です。

もう一度検索