プロトカルチャー (アルバム)

アルバム『プロトカルチャー』の紹介

『プロトカルチャー』は、ROUAGEによるライブ・アルバムで、1999年8月18日にマーキュリー・ミュージックエンタテインメント（現在のユニバーサルミュージック）から発売されました。本作は、1999年5月8日に日本武道館で行われた特別なライブパフォーマンスを収録しており、ファンにとって忘れがたい瞬間を提供しています。

リリースの背景

アルバムのリリースから1週間後には、同じライブを収めたVHS版もリリースされ、パフォーマンスのダイナミズムを視覚的にも楽しむことができるようになりました。音楽と映像の双方から、ROUAGEの魅力を堪能する機会が提供されたわけです。

収録曲の詳細

本作には、以下のような多彩な楽曲が収められています。

1. 昇るブタ – 作詞：KAZUSHI、作曲：RIKA
2. エゴノカタマリカタマリノエゴ – 作詞：KAZUSHI、作曲：RIKA
3. black box – 作詞：KAZUSHI、作曲：SHONO
4. 蟻とチョコレート – 作詞：KAZUSHI、作曲：RAYZI
5. ハッピー、ピープル – 作詞：KAZUSHI、作曲：ROUAGE
6. 皮膚の下で逢いましょう – 作詞：KAZUSHI、作曲：RAYZI
7. アネモネ – 作詞：KAZUSHI、作曲：RAYZI
8. 深空 – 作詞：KAZUSHI、作曲：RIKA
9. 飼い猫 – 作詞・作曲：KAZUSHI
10. endless loop – 作詞：KAZUSHI、作曲：RIKA
11. Sink...TANK – 作詞：KAZUSHI、作曲：SHONO
12. Pa・ra・no・i・a – 作詞：KAZUSHI、作曲：RIKA
13. プロトタイプな凍えた雨と、疵だらけの羊達 – 作詞：KAZUSHI、作曲：RIKA
14. ゆめはまたゆめ – 作詞：KAZUSHI、作曲：RAYZI

これらの楽曲は、いずれもKAZUSHIの独特な歌詞と、RIKAやRAYZI、SHONOの個性的なメロディーが融合しており、ROUAGEの音楽的深みを感じさせます。特に「昇るブタ」や「ハッピー、ピープル」はライブでの高揚感を如実に描写しており、聴く者を引き込む力があります。

ロックとパフォーマンスの融合

『プロトカルチャー』は、ROUAGEのライブにおけるエネルギーと情熱を余すところなく伝えています。バンドの持ち味である激しいサウンドと繊細さが共存し、聴く者に強い印象を与えます。また、各メンバーの演奏が際立っており、特にギターのリフやリズムの絡み合いは圧巻です。

まとめ

ROUAGEの『プロトカルチャー』は、単なる音源以上のものであり、バンドの情熱と才能を感じられる貴重な作品です。ライブアルバムとしての魅力を十分に持ち合わせており、その時々の空気感を味わえる一枚です。ファンにとってはもちろん、これからROUAGEを知る方にもぜひ手に取ってもらいたい一品です。

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