ヘスス・アレクサンダー・アギラーのプロフィール
ヘスス・アレクサンダー・アギラーは、
1990年6月30日にベネズエラのアラグア州マラカイで生まれた内野手の
プロ野球選手です。彼は現在、
埼玉西武ライオンズに所属しており、右投右打の選手として知られています。
キャリアの始まり
アギラーは2007年11月13日にクリーブランド・インディアンスと契約し、プロのキャリアをスタートさせました。2012年にはオールスター・フューチャーズゲームの世界選抜に選ばれ、若手選手としての実力を示しました。2013年にはインディアンスの40人枠入りを果たし、プロとしての地位を確立。
メジャーデビューとインディアンス時代
2014年5月15日、アギラーはメジャーリーグデビューを果たしました。メジャーでの初試合ではトロント・ブルージェイズに対して打席に立ち、その後も19試合に出場。しかし、その年の打率は.121にとどまりました。2015年には打率.316を記録するなど、成長を見せましたが、2016年には再び出場機会が減り、AAA級コロンバスでは
本塁打王に輝く結果を残しました。
ブルワーズへの移籍
2017年2月、アギラーは
ミルウォーキー・ブルワーズに移籍し、このチームでキャリアの転機を迎えます。133試合に出場した2017年シーズンには、打率.265、16
本塁打、52打点を記録。2018年には前半戦で打率.307、23
本塁打、67打点を記録し、オールスターにも選出されました。この活躍で、チームの地区優勝に貢献し、オフシーズンにはベネズエラ人選手への表彰「ルイス・アパリシオ賞」を受賞しました。
レイズとマーリンズへの移籍
2019年、アギラーは
タンパベイ・レイズへトレードされましたが、同年の終わりにはDFAを受けた後、マイアミ・マーリンズに移籍しました。マーリンズでは短期間の在籍に終わり、その後の2022年には
ボルチモア・オリオールズと契約し、数回の移籍を経て、2023年にオークランド・アスレチックスとも契約を結びました。
2023年12月20日、アギラーは
埼玉西武ライオンズへの入団が発表されました。背番号44で、推定年俸は2億1000万円とされています。日本での新たな挑戦に期待が寄せられています。
プライベート
アギラーは家族を大切にしており、妻スサーナとの間に二人の息子がいます。彼の愛称『ディーノ』は、オーランド・アルシアによって名付けられました。また、出塁時やホームラン後のパフォーマンスには、お笑いコンビオードリーの
春日俊彰から教わったギャグ「鬼瓦」のポーズが取り入れられています。
成績
現在、アギラーはMLBにおいて多くの成果を残しています。彼はルイス・アパリシオ賞を受賞したほか、オールスターゲームにも選出されています。2024年には日本プロ野球での初出場を果たす予定であり、今後の活躍が期待されます。