ヘッズ・アップ・インターナショナル

ヘッズ・アップ・インターナショナルは、1990年にデイヴ・ラヴによって創設されたアメリカ合衆国オハイオ州クリーブランドに本社を置くレコードレーベルです。主にジャズ音楽を取り扱っていますが、「ヘッズ・アップ・アフリカ・シリーズ」としてアフリカ音楽も手がけています。

1994年から2004年頃にかけては、エンハンスド仕様のアルバムを発売しており、PC上でアーティストのプロフィールや映像などの情報を閲覧することができました。初回版にはデジパック仕様のものも存在します。

国内盤は主にポリスターから配給されていましたが、現在はユニバーサル ミュージック・ジャパンが配給を担当しています。親会社のテラークが本国以外でのプレスを許可していないため、国内盤のライナーノーツは添付される形式となっています。

沿革

1990年 - デイヴ・ラヴによって創設。
1996年 - テラーク・インターナショナル・コーポレーションと合併し、同社の子会社となる。
2005年 - コンコード・ミュージック・グループに買収され、テラークと共に傘下に入る。
2006年末 - コンコードが米ユニバーサル・ミュージックと配給契約を締結（日本の主な国内盤はそれ以前よりユニバーサルの日本法人から配給）。
2009年2月 - テラークが事業縮小。3月にはテラークの創始者の一人であり社長であったロバート・ウッズが辞任し、デイヴ・ラヴが後任となる。ヘッズ・アップは同年9月にヒロシマのアルバムをリリース後、一時活動を停止。
2010年4月 - 新たに獲得したデイヴィッド・ベノワのアルバムリリースを機に活動を再開。マーク・ウェクスラーがエグゼクティヴ・プロデューサーに就任。

ヘッズ・アップ・インターナショナルは、ジャズを中心に多様な音楽を提供し、その高品質なサウンドと独自のアプローチで、多くの音楽ファンを魅了してきました。一時活動を停止した時期もありましたが、現在は活動を再開し、新たな才能の発掘や、既存のアーティストの魅力を引き出すことに力を注いでいます。

外部リンク

* 公式サイト

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