ヘンリージェイミー

ヘンリー・ジェイミー：日本ラグビー界を彩るニュージーランド出身の才能

ヘンリー・ジェイミー選手は、1990年3月11日生まれ、ニュージーランド・オークランド出身のラグビー選手です。現在、ジャパンラグビーリーグワンの日本製鉄釜石シーウェイブスRFCに所属し、卓越したスキルとスピードで日本のトップリーグを駆け巡っています。

彼のキャリアは、小学5年生から始めたラグビーから始まりました。マウントロスキルグラマースクール卒業後の2009年には、日本の名門大学である立正大学に入学。大学卒業後の2013年には、PSIコストカッツに加入し、日本のラグビー界でのキャリアをスタートさせました。

2016年11月には日本に帰化。帰化がリオデジャネイロ五輪への出場を阻むことになったものの、その後も彼の活躍は目覚ましく、2017年にはトヨタ自動車ヴェルブリッツ（現・トヨタヴェルブリッツ）へ移籍。同年8月に行われたジャパンラグビートップリーグ第1節のヤマハ発動機ジュビロ戦で、トップリーグ初出場を果たしました。

そして、2018年11月3日に行われたリポビタンDチャレンジカップ2018ニュージーランド代表戦で日本代表として初キャップを獲得。同年12月には、サンウルブズの2019年スコッドにも選出され、世界を舞台に活躍する機会を得ました。

彼のポジションはフルバック(FB)。184cmの長身と95kgの恵まれた体格を活かし、敵陣深くまで攻め上がり、数々のトライを奪取してきました。7人制日本代表にも選出された経験を持つ彼は、そのスピードと俊敏性で敵を翻弄し、チームの攻撃を牽引する存在として活躍しています。

2023年には、日本製鉄釜石シーウェイブスRFCに加入。新たな環境でさらなる活躍を目指しています。2023-24シーズンには、リーグワンディビジョン2で最多トライゲッターの栄冠に輝き、その実力を改めて証明しました。

立正大学時代には、佐藤雄太選手や篠田正悟選手といった仲間と共に切磋琢磨し、現在の活躍の礎を築きました。

ヘンリー・ジェイミー選手は、ニュージーランドで培ったスキルと日本のラグビー界で磨かれた経験を融合させ、日本ラグビー界に大きな貢献を果たしている選手の一人です。彼の今後の活躍にも目が離せません。

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