ベネッセインフォシェル

株式会社ベネッセインフォシェル

株式会社ベネッセインフォシェルは、岡山県岡山市に本社を置く、株式会社ベネッセホールディングスの関連企業で、情報処理を専門とした子会社として知られています。2015年に設立され、以前は株式会社シンフォームという名称で事業を行っていましたが、ベネッセにおいて発生した個人情報流出事件を受け、セキュリティ企業であるラックとの合弁会社としての新たなスタートを切ることになりました。

概要

株式会社ベネッセインフォシェルは、2015年4月にシンフォームから事業譲渡を受け、以降、情報処理業務を中心に運営されています。多くの社員はシンフォームからの転籍者であり、事業所は引き続き利用されています。会社では、先端のIT技術を駆使して、明確に定義されたセキュリティレベルに基づく運用がなされています。物理的および論理的に安全な環境を整え、ベネッセグループの重要なデータを、重要性に応じて適切に管理・運用しています。

セキュリティへの取り組み

ベネッセインフォシェルは、2015年4月1日より、ベネッセグループ全体の基幹情報システムの運用と保守を始めました。システムの制御に加え、執務環境の整備や従業員への教育が行われ、世界屈指のセキュリティ基準を実現しています。こうした取り組みを通じて、セキュリティの維持・強化に努めています。

セキュリティゾーンの再定義

株式会社ベネッセホールディングス全体でセキュリティゾーンの再定義が行われ、Zone.1からZone.4といった区分けが設けられました。ベネッセインフォシェルもこの再定義を踏まえ、それぞれのゾーンにおいて適切なセキュリティ対策を講じています。

セキュリティゾーンの具体的な定義

• - Zone.1: 従業員が事前に許可を受けた外部の方と打ち合わせを行うことができるエリア。
• - Zone.2: 許可を受けた従業員のみが入室できる一般的な業務エリア。
• - Zone.3: 限られた従業員のみが入ることができ、監視・記録が行われる高セキュリティゾーン。
• - Zone.4: 最も厳格な入退室管理と監視が行われる、特別な作業用エリア。

沿革

株式会社ベネッセインフォシェルは、以下のような歩みを経ています。

• - 2015年1月15日: 会社設立、資本金は1,000万円。
• - 2022年4月1日: ベネッセホールディングスの100%子会社となる。

本社・支社

現在、株式会社ベネッセインフォシェルの本社は岡山県岡山市に置かれています。2021年6月の時点で、会社の運営は円滑に行われており、各種業務のセキュリティレベルを維持し続けています。

関連項目

• - ベネッセコーポレーション
• - ベネッセ個人情報流出事件
• - シンフォーム

外部リンク

• - 株式会社ベネッセインフォシェル

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