ベルナール・ラコンブ

ベルナール・ラコンブは、1952年8月15日フランスのリヨンに生まれました。現役時代はフォワードとして活躍し、リーグ・アンにおいて255ゴールという驚異的な記録を打ち立て、これはリーグ史上2番目に多いゴール数です。彼の輝かしいキャリアは、オリンピック・リヨンでのデビューから始まりました。

クラブでの輝かしい実績

1969年、ラコンブはオリンピック・リヨンでプロとしてのキャリアをスタートさせ、1973年にはクープ・ドゥ・フランスとトロフェ・デ・シャンピオンを獲得しました。その後、ASサンテティエンヌを経て、1979年にFCジロンダン・ボルドーへ移籍。ボルドーでは、1984年、1985年、1987年とリーグ・アンを3度制覇し、クープ・ドゥ・フランスとトロフェ・デ・シャンピオンも獲得しました。彼の得点能力とリーダーシップは、どのクラブにおいても重要な役割を果たしました。

フランス代表としての貢献

ラコンブは、1973年にフランス代表に初招集され、1978 FIFAワールドカップ、1982 FIFAワールドカップ、そしてフランスが優勝したUEFA欧州選手権1984にも出場しました。1978 FIFAワールドカップでは、試合開始後最短ゴールを記録するという偉業も達成しています。フランス代表としても、その実力を遺憾なく発揮しました。

指導者としてのキャリア

現役引退後、ラコンブは指導者としての道を歩み始めます。1988年から1996年まで、かつて所属したオリンピック・リヨンのテクニカルマネージャーを務め、その後2000年まではトレーナーとしてチームを指導しました。監督としてもチームを率い、その手腕を発揮しました。また、2008年にはリヨンと業務提携した横浜F・マリノスのために来日するなど、国際的な活動も行っています。

現在

現在もラコンブは、オリンピック・リヨンでスペシャルアドバイザーやスカウトとして活躍しています。彼のサッカーへの情熱と知識は、クラブの発展に大きく貢献しています。選手、指導者としてフランスサッカー界に多大な影響を与えたベルナール・ラコンブは、今もなおその存在感を示し続けています。

ラコンブの選手としての経歴は以下の通りです。

オリンピック・リヨン (1969-1978)
ASサンテティエンヌ (1978-1979)
FCジロンダン・ボルドー (1979-1987)

指導者としての経歴は以下の通りです。

オリンピック・リヨン (1996-2000)

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