ペドロ・バエズ

ペドロ・アルベリーズ・バエズ・デラクルーズ

ペドロ・アルベリーズ・バエズ・デラクルーズは1988年3月11日にドミニカ共和国のペラビア州バニで生まれたプロ野球選手で、主に投手として知られています。彼は右投右打のスタイルを持ち、メジャーリーグベースボール（MLB）のロサンゼルス・ドジャースの傘下でプレーしてきました。また、彼はスペイン語で「ラバ」を意味する愛称「ラ・ムーラ（La Mula）」でも親しまれています。

経歴

プロ入りとドジャース時代

彼のプロキャリアは、2007年1月22日にアマチュア・フリーエージェントとしてロサンゼルス・ドジャースと契約したことから始まります。当初は三塁手としてのスタートでした。彼はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ドジャースでプロデビューし、53試合に出場して打率.274、3本塁打、39打点、3盗塁を記録しました。

その後、2008年にはA級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、打率.178と挑戦の年となりましたが、夏にはルーキー級オグデン・ラプターズで打率.267、12本塁打、50打点を達成し活躍が見られました。次の年度の2009年にはA+級インランド・エンパイアで79試合に出場し、打率.286、10本塁打、61打点を記録し、オールスター・フューチャーズゲームにも選出されました。

彼は2012年に位置を三塁手から投手に転向し、2013年にはA+級ランチョクカモンガで開幕を迎えました。32試合に登板し2勝2敗、防御率3.63を記録した後、AA級チャタヌーガに昇格しました。2014年にはメジャー初昇格を果たし、メジャーリーグでのキャリアも始まりました。

メジャーリーグでの活躍

2014年には、20試合に登板しながら防御率2.63を記録するなど、順調なスタートを切りました。2015年にはリリーフ投手として52試合に登板し、4勝2敗、防御率3.35という成績を収めました。さらに、2017年から2019年にかけてはますます安定した成績を残し、2019年には71試合に出場し7勝2敗、防御率3.10を記録しました。

2020年には新型コロナウイルス感染の影響を受けつつも、18試合に投登板し、2セーブを記録しました。オフにはフリーエージェントとなりました。

アストロズ時代

2021年1月、ヒューストン・アストロズと2年契約を結びましたが、右肩の故障や新型コロナウイルスの影響でわずか4試合の登板に留まったため、2022年にはDFA（指名解除）され、自由契約となりました。

その後、古巣のドジャースとマイナー契約を結び、再びドジャースの傘下でのプレーを行っています。彼のキャリアは波がありましたが、彼の投手としての努力と才能は多くのを引き付け続けていると言えるでしょう。

詳細情報

オールスター・フューチャーズゲーム選出: 2回（2009年、2010年）
背番号: 52（2014年 - 2022年）

今後の彼の活躍にも注目が集まります。

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