ホセ・ロハス (野球)

ホセ・ロハス：多岐にわたる経験を持つユーティリティプレイヤー

ホセ・ロハス（José Rojas, 1993年2月24日 - ）は、アメリカ合衆国カリフォルニア州アナハイム出身のプロ野球選手です。右投左打の内野手、外野手として、MLB、KBOリーグ、そしてマイナーリーグでプレーしました。

プロ入りとエンゼルス時代

2016年のMLBドラフトで、ロサンゼルス・エンゼルスから36巡目（全体1086位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。ルーキー級のオレム・オウルズでデビューし、59試合で打率.308、5本塁打、31打点、9盗塁を記録。順調なスタートを切りました。

2017年には、A+級とAA級でプレーし、2球団合計で打率.286、11本塁打、70打点をマーク。オフにはアリゾナ・フォールリーグにも参加し、経験を積みました。2018年には、AA級とAAA級でプレーし、打率.289、17本塁打、71打点、10盗塁と、着実にステップアップ。

2019年はAAA級ソルトレイクで126試合に出場し、打率.293、31本塁打、107打点と、好成績を残しました。しかし、2020年は新型コロナウイルスの影響でマイナーリーグのシーズンが中止となり、公式戦への出場機会を失いました。

2021年3月、メジャー契約を結び、開幕をメジャーで迎えました。4月2日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビューを果たしましたが、その後成績不振によりAAA級に降格。しかし、再昇格を果たすなど、シーズンを通してメジャーとマイナーを行き来しました。

2022年も開幕をメジャーで迎えましたが、5月23日にDFAとなり、マイナー契約に。その後、アクティブ・ロースター入りするも、再びDFAとなりました。

ジャイアンツ傘下時代

2022年9月、ウェイバー公示を経てサンフランシスコ・ジャイアンツに移籍しましたが、9月16日にDFAとなり、自由契約となりました。

斗山時代

2023年からは、韓国プロ野球の斗山ベアーズと契約。しかし、同年オフにチームが外国人選手枠の関係で再契約を見送ることとなりました。

ヤンキース、パイレーツ傘下時代

2024年、ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結びましたが、結果を残せず自由契約に。その後、ピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結びましたが、ここでも結果を残せず、再び自由契約となりました。

同年オフには、第3回プレミア12のメキシコ代表に選出されています。

プレースタイル

内野、外野をこなせるユーティリティ性、シュアな打撃が持ち味です。マイナーリーグでは、コンスタントに打率.280以上をマークし、長打力も兼ね備えています。

MLBでの出場機会は限られましたが、マイナーリーグやKBOリーグでの経験を活かし、今後の活躍が期待されます。

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