ホルヘ・ガルバホサ

ホルヘ・ガルバホサ

ホルヘ・ガルバホサ（Jorge Garbajosa, 1977年12月19日 - ）は、スペイン・マドリード県トレホン・デ・アルドス出身の元プロバスケットボール選手。
ポジションはパワーフォワード、センター。愛称は「ガルボ」。207cm、111kgの体格を誇りました。

プロキャリア

1995年、スペイン国内リーグの強豪、タウグレス・ビトリア（後のタウ・セラミカ）でプロとしてのキャリアをスタート。

2000年にはイタリア・セリエAのベネトン・パッラカネストロ・トレヴィーゾへ移籍し、その才能を開花させます。
2001年と2003年にはセリエAオールスターに出場し、ユーロリーグ1st Teamにも選出されるなど、ヨーロッパを代表する選手としての地位を確立しました。

2004年、スペインに帰国し、ウニカハ・マラガでプレー。
2005年にはコパ・デル・レイでチームを初優勝に導き、自身もMVPに輝きました。
さらに、2005-06シーズンにはリーガACBでも初優勝を果たし、ファイナルMVPを獲得するなど、チームの中心選手として大きく貢献しました。

2006年、NBAのトロント・ラプターズに入団。
NBAオールルーキーチームに選ばれるなど、ルーキーイヤーからその実力を発揮し、2シーズンに渡ってプレーしました。

2008年、ロシア・バスケットボール・スーパーリーグのヒムキBCへ移籍。
その後、再びスペインに戻り、2012年に現役を引退しました。

スペイン代表

2000年8月20日の対フランス戦でスペイン代表としてデビュー。
2000年シドニー、2004年アテネ、2008年北京の各オリンピック、2002年、2006年の世界選手権など、数々の国際大会に出場しました。

2006年世界選手権では、スペイン代表の初優勝に大きく貢献し、大会ベスト5にも選出されるなど、世界的な名声を得ました。

プレースタイル

恵まれた体格を生かしたインサイドでの力強いプレーに加え、アウトサイドからのシュートも得意とするオールラウンドな選手でした。
また、高いバスケットボールIQとリーダーシップも持ち合わせており、所属したどのチームでも中心的な役割を担いました。

引退後

引退後は、バスケットボール関連の活動の他、解説者としても活躍しています。
その経験と知識を活かし、バスケットボール界の発展に貢献しています。

主な功績

コパ・デル・レイ優勝 (2005) MVP
リーガACB優勝 (2005-06) ファイナルMVP
NBAオールルーキーチーム選出 (2007)
2006年世界選手権優勝 ベスト5

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