ホーム・チーム (お笑いコンビ)

ホーム・チーム

ホーム・チームは、かつてマセキ芸能社に所属していたお笑いコンビで、1996年に結成されました。メンバーは檜山豊（ひやま ゆたか）、茨城県日立市出身のツッコミ担当と、与座嘉秋（よざ よしあき）、沖縄県沖縄市出身のボケ担当です。両者とも血液型はO型で、檜山は右側、与座は左側に立つスタイルでした。

概要

日本映画学校（現在の日本映画大学）の10期生として出会った二人は、その後すぐにコンビを結成。彼らは、ウッチャンナンチャンや出川哲朗といった有名な先輩方の影響を受けながら、お笑い活動を展開しました。1999年から放送が始まったNHKの『爆笑オンエアバトル』には初期から出演し、特にその活動が評価されてゴールドバトラーに認定されました。

2010年12月29日には、単独ライブ『ハルマゲドン』をもって解散し、与座はその後「与座よしあき」としてピン芸人として活動を続けました。一方で檜山は芸能界を引退し、映画『死ガ二人ヲワカツマデ… 第二章 「南瓜花 -nananka-」』の脚本を手掛けるなど、別の道を歩み始めました。

芸風

ホーム・チームの芸風は漫才とコントの両方を取り入れたもので、結成当初は漫才に特化していましたが、与座の提案でコントも演じるようになりました。特に『爆笑オンエアバトル』では、種々のネタで多くの番組オンエアを果たし、合計25回のオンエアを記録。漫才が13回、コントが12回の内訳であり、いずれのスタイルでも高い評価を得ていました。

賞レースの戦歴

彼らはM-1グランプリやキングオブコントといった賞レースにも挑戦しました。M-1グランプリでは2005年と2006年の2年にわたり、いずれも3回戦進出を果たしました。また、キングオブコントでも2008年の準決勝進出を含め、2009年と2010年には3回戦進出を記録しています。

メディア出演

コメディの枠を越えて、多様なバラエティ番組にも数多く出演しました。TBSの「桂芸能社」や「笑林寺2」などから始まり、フジテレビの「爆笑レッドカーペット」や「エンタの神様」などにも顔を見せていました。特に『爆笑オンエアバトル』では戦績が25勝4敗という素晴らしい記録を残し、最高513KBの得点を獲得しています。

ドラマや映画への出演もあり、NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』では常連役での登場や、映画『日掛け金融地獄伝こまねずみ常次朗』で主演など多岐にわたって活躍。舞台でも「カーラヂオが終われば」に出演するなど、幅広い芸能活動を行いました。

結論

ホーム・チームは、日本のお笑い業界に一時代を築いた存在として記憶に残ります。解散後もメンバーはそれぞれのフィールドでの成功を追求し続けており、彼らのユーモアと才能は今後も多くの人々に楽しまれることでしょう。

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