ボルドー大学

ボルドー大学

ボルドー大学（Université de Bordeaux）は、フランスのボルドーに本部を置く公立大学です。その起源は1441年に遡り、長い歴史と伝統を誇ります。

歴史

ボルドー大学の設立は15世紀に遡ります。当時、ボルドーはイングランドの支配下にあり、パリの大学へのアクセスが困難な学生のために、ボルドー大司教の尽力により、ローマ教皇エウゲニウス4世の教皇勅書を受けて設立されました。しかし、フランス革命中の1793年に一時的に廃止され、その後1896年に再設立されました。

20世紀後半には、大学の規模拡大と専門分化に対応するため、1970年と1971年にボルドー第一大学、ボルドー第二大学、ボルドー第三大学（後にボルドー・モンテーニュ大学に改名）に分割されました。さらに1995年には、ボルドー第一大学からボルドー第四大学が分離独立しました。しかし、2014年1月1日、これらの大学は再統合され、再びボルドー大学として新たなスタートを切りました。

かつて分割されていた各大学は、フランスの慣例に従い、大学関係者の著名な個人名を愛称として用いていましたが、日本ではまとめて「ボルドー大学」と翻訳されることが一般的です。フランスの大学では、学部やキャンパスごとに数字を付与して分立することがよくあり、日本語に翻訳する際には、これらの大学を同一の大学とみなして意訳することがあります（例：パリ大学）。

特徴

ボルドー大学は、60,000人の学生と4,000人の教職員を擁する、フランス国内で4番目の規模を誇る大学です。フランス南西部においては最大の大学であり、多様な分野の研究と教育を提供しています。大学の本部は、ボルドーの中心部、Place Pey-Berlandに位置しています。

長期留学プログラムに加え、数ヶ月間の短期留学プログラムも提供しており、資格取得を目指す学生にも門戸を開いています。法学者のモンテスキューなど、各界で活躍する著名な卒業生を輩出しています。

日本の学生交流協定校

ボルドー大学は、日本の多くの大学と学生交流協定を結んでいます。以下はその一部です。

東京大学
京都大学
大阪大学
東北大学
九州大学
筑波大学
お茶の水女子大学
山梨大学
新潟大学
大阪工業大学
徳島大学
山口大学
熊本大学

外部リンク

ボルドー大学公式サイト(フランス語)

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