ボンバーマンジェネレーション

『ボンバーマンジェネレーション』は、2002年にハドソンから発売されたニンテンドーゲームキューブ用のアクションゲームです。ゲームキューブにおけるボンバーマンシリーズの第1作であり、トゥーンシェーディングによるアニメ調のグラフィックが特徴です。

概要

本作は、3Dアクションの「ノーマルゲーム」と、シリーズおなじみの2D対戦「バトルゲーム」の2つのモードで構成されています。

ノーマルゲーム: 多彩なアクションと属性ボム、キャラボンによる特殊能力を駆使してエリアをクリアしていくモードです。
バトルゲーム: 最大4人での対戦が可能で、5つのゲームルールが用意されています。

2002 FIFAワールドカップ時には、サッカーイタリア代表公認ゲームソフトとして、タイアップキャンペーンも実施されました。

ストーリー

宇宙歴200X年、「ボム科学研究所」が未知のエネルギーを秘めた「ボム・エレメント」の採掘に成功します。平和利用のためボンバー星へ輸送中、ヒゲヒゲ団の襲撃によりボム・エレメントは惑星テンタコルへ散ってしまいます。ボンバーマンは、Dr.アインからの指令を受け、ボム・エレメントを回収するため惑星テンタコルへ向かいます。

ノーマルゲーム

概要

3Dフィールドを舞台に、ボムの設置、ボム投げ、ボムキックなどのアクションを駆使して攻略していきます。道中にはミニゲームやキャラボンバトルが用意されており、ボムやキャラボンの合成も可能です。

ルール

ボンバーマンを操作して敵を倒し、トラップを攻略しながらエリアを進みます。各エリアのゴールにたどり着くか、ボスを倒すことでクリアとなります。ライフがなくなるとゲームオーバーになりますが、コンティニューが可能です。

基本アクション

ボム設置: Aボタンでボムを設置します。
ボム投げ: 設置後にもう一度Aボタンを押すとボムを持ち上げ、投げることができます。敵にぶつけると動きを止められます。
ためボム: ボムを持ち上げ続けると、より強力な「ためボム」になります。特定の敵やトラップには、ためボムでなければ対処できないものも存在します。
ボムバリア: ボムを持ち上げている間にXボタンを押し続けると、敵の攻撃や爆風からのダメージを軽減できます。
ボムキック: 設置されたボムに体当たりすると、ボムを蹴り飛ばすことができます。敵にぶつけると動きを止められます。

ワールド

ゲーム開始時は、ワールド1～3を自由に選択できます。クリア後は、ワールド4以降を順番に攻略していきます。

各ワールドには複数のエリアが存在し、それぞれ異なる敵やトラップが待ち受けています。

バトルゲーム

概要

最大4人で対戦できる、シリーズおなじみの対戦ゲームです。従来の対戦に加え、様々なルールが用意されています。

ルール

いつものバトル: 最後まで生き残ったボンバーマンが勝利となる、基本のバトルルールです。
ぬりかえバトル: ボムの爆風で床のパネルを自分の色に変え、陣地を広げるゲームです。
コインでバトル: タルを破壊してコインを回収し、所持コイン数で勝敗を決めるゲームです。
かわしてバトル: 降ってくるボムを避け続け、最後まで生き残ることを目指すゲームです。
みそボンバトル: 全員が最初から「みそボン」状態（場外からボムを投げ入れる）で、モグラを退治してポイントを競う、特殊なルールです。

キャラクター

ボンバーマン: 本作の主人公。平和を守るため、爆弾を武器に戦います。
Dr.アイン: ボンバーベースの責任者であり、ボンバーマンをサポートします。
MAX: 機械の右腕を持つ謎の戦士。ボンバーマンとは別行動をとります。
ムジョー: 宇宙征服を企むヒゲヒゲ団の総帥です。
クラッシュボンバーズ: ヒゲヒゲ団に力を貸す戦闘集団です。

アイテム

ノーマルゲーム、バトルゲームで様々なアイテムが登場します。ボムアップ、ファイアーアップ、スピードアップなどの定番アイテムに加え、キャラボンのエサ、属性ボムなど、本作独自のアイテムも存在します。

ボンバーマンジェネレーション