ポップス・アニメ情報局

ポップス・アニメ情報局

『ポップス・アニメ情報局』は1986年から1987年にかけて、東海ラジオを中心に放送されたラジオ番組で、アニメや音楽に関する情報を提供しました。この番組は『アニメトピア』の後継としてスタートし、毎週日曜日の夜に放送されていました。

番組の内容

放送は1986年10月12日から1987年4月5日までの期間で、毎週日曜の20:00から20:30まで放送されました。東海ラジオを基盤にして、ラジオ日本やラジオ大阪でもネットされ、広いリスナー層にアプローチしました。スポンサーであったビクター音楽産業は、番組の音楽的な要素を支えていました。

この番組のパーソナリティには、声優の矢尾一樹と当時新人であったアイドル歌手の佐和里美が起用されていました。しかし、佐和は体調不良により番組を降板し、代わって情報コーナーを担当していたミンキー・ヤスがメインを務めることになりました。矢尾とミンキーによる軽妙なトークが特徴で、リスナーからの人気を集めました。

後継番組: アニメ情報局ラジオマガジン

1987年4月14日、後継番組となる『アニメ情報局ラジオマガジン』がスタートしました。放送時間は毎週火曜日の24:30から25:00で、東海ラジオでの放送が続けられました。この番組でも引き続き矢尾一樹とミンキー・ヤスがパーソナリティを務め、新たに声優デビュー前の横山智佐が参加。音楽とアニメの最新情報を中心に、新しいコーナーや企画が展開され、多くのリスナーを惹きつけました。

やってやるぜ情報局

『アニメ情報局ラジオマガジン』の次の段階といえる『やってやるぜ情報局』は、1987年10月13日から1989年4月4日まで放送されました。こちらの番組も同様に火曜日の24:30から25:00に東海ラジオで放映され、ネット局とスポンサーは変わりませんでした。パーソナリティには矢尾一樹とミンキー・ヤス、さらに横山智佐が1987年11月まで出演し、その後は佐藤優子や宮里久美といった女性パーソナリティが交代で出演しました。

主要コーナー

この番組の魅力には様々なコーナーが含まれており、特にオープニングで放送された『連続ラジオドラマ やってやるぜ劇場』では、初めは矢尾がシナリオを書いて進行していましたが、徐々にリスナーからのシナリオ募集のコーナーへと変化しました。他にも「ヤスさんのちょっとちょっと」や「なるほどね」などの日常に密着した内容が展開され、リスナーが一緒に楽しめる工夫が凝らされました。

このように、『ポップス・アニメ情報局』とその後の番組は、リスナーに親しまれる存在となり、アニメや音楽に対する熱い情熱を届けていました。今でも多くのファンにとって、懐かしい思い出となっていることでしょう。

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