ポール・ヤニッシュ

ポール・ライアン・ヤニッシュ：堅守の内野手、指導者への転身

ポール・ライアン・ヤニッシュ（Paul Ryan Janish, 1982年10月12日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身の元プロ野球選手です。内野手として活躍し、現在はシカゴ・ホワイトソックスの選手育成ディレクターを務めています。

プロ入り前

サイプレス・クリーク高等学校を卒業後、ライス大学に進学。2003年には、カレッジ・ワールドシリーズ制覇を経験しました。同年7月には、サントドミンゴで開催されたパンアメリカン競技大会の野球アメリカ合衆国代表にも選出されています。

プロ入り後

2004年のMLBドラフト5巡目（全体138位）でシンシナティ・レッズから指名され、プロの道を歩み始めました。2008年5月14日のフロリダ・マーリンズ戦でメジャーデビューを果たします。2009年には、投手としても2試合に登板しました。

2012年7月14日には、トッド・レドモンドとのトレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。その後、2014年にはコロラド・ロッキーズとカンザスシティ・ロイヤルズでマイナー契約を結び、2015年にはボルチモア・オリオールズでメジャー契約を結びました。

オリオールズでは、2016年にもメジャー契約を結びましたが、出場機会は限られ、2017年には再びマイナー契約を経て、メジャー昇格と降格を繰り返しました。同年8月21日に自由契約となり、現役引退を表明しました。

現役引退後

現役引退後は、母校であるライス大学のヘッドコーチを経て、2023年1月にシカゴ・ホワイトソックスの選手育成ディレクターに就任。次世代の育成に力を注いでいます。

プレースタイル

ヤニッシュは、遊撃手としての守備力に定評があり、2012年終了時点で守備防御点（DRS）が通算 +24、UZRが通算 +19.2を記録しています。その堅実な守備はチームに大きく貢献しましたが、打撃面では課題を残しました。

詳細情報

年度別打撃成績: (省略)
年度別投手成績: (省略)
背番号:
7（2008年 - 2011年）
4（2012年 - 2013年）
15（2015年 - 2016年）
34（2017年）
代表歴: 2003年パンアメリカン競技大会野球アメリカ合衆国代表

ポール・ライアン・ヤニッシュは、堅実な守備と献身的なプレーでチームを支えた内野手でした。引退後は、指導者として新たな道を歩み始め、その経験と知識を次世代の選手たちに伝えています。

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