マイク・ウィリアムズ (野球)

マイク・ウィリアムズ（Michael Darren Williams, 1968年7月29日 - ）は、バージニア州ラドフォード出身の元プロ野球選手。右投右打の投手として、主にリリーフで活躍しました。

MLBでのキャリア

ウィリアムズは、フィラデルフィア・フィリーズ、カンザスシティ・ロイヤルズ、ヒューストン・アストロズ、ピッツバーグ・パイレーツの4球団でプレーしました。12シーズンの間に468試合に登板し、うち55試合で先発。通算144セーブを記録しました。特にパイレーツ時代には、球団史上2位となる140セーブを挙げ、その名を刻みました。

プロ入りからフィリーズ時代

1990年のMLBドラフトでフィラデルフィア・フィリーズから14巡目で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。1992年6月30日にメジャーデビューを果たし、1993年7月7日のドジャース戦では、延長15回からリリーフとして登板。5イニングを無失点に抑える好投を見せました。

ロイヤルズ、そしてパイレーツへ

1997年にはボストン・レッドソックスへ移籍しましたが、その後カンザスシティ・ロイヤルズと契約。同年12月にはピッツバーグ・パイレーツへ移籍しました。パイレーツでは、1998年に37試合に登板し、防御率1.94という素晴らしい成績を記録。1999年からは抑えを任され、5年連続でシーズン20セーブ以上を挙げる活躍を見せました。

アストロズ、そしてパイレーツ復帰

2001年にはヒューストン・アストロズへ移籍しましたが、2002年には古巣パイレーツへ復帰。同年には自身初となるオールスターゲームに選出され、リーグ3位となる46セーブを記録しました。これは、球団記録を更新するものでした。

晩年とフィリーズ復帰

2003年はシーズン序盤に調子を崩し、防御率が悪化。同年7月には古巣フィリーズへ復帰しました。2004年にはタンパベイ・デビルレイズとマイナー契約を結びましたが、開幕直前にFAとなっています。

プレースタイル

主にリリーフとして活躍し、特にクローザーとしてチームを勝利に導く役割を担いました。安定感のある投球で、多くのセーブを記録しています。

記録

オールスターゲーム選出：2回 (2002年、2003年)

背番号

41 (1992年 - 1996年、2003年途中 - 同年)
46 (1997年)
64 (1998年)
* 43 (1999年 - 2003年途中)

マイク・ウィリアムズは、MLBで12シーズンに渡り活躍したリリーフ投手であり、特にパイレーツでのクローザーとしての活躍は、多くのファンの記憶に残っています。

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