マイク・キッカム

マイケル・キッカム:多様な球歴を持つ左腕投手



マイケル・ジョゼフ・キッカム(Michael Joseph Kickham, 1988年12月12日 - )は、アメリカ合衆国ミズーリ州スプリングフィールド出身のプロ野球選手投手)です。左投左打であり、現在はアメリカ独立リーグアトランティックリーグのヘイガーズタウン・フライングボックスカーズに所属しています。

プロ入りとMLBデビュー



2010年のMLBドラフトサンフランシスコ・ジャイアンツから6巡目(全体198位)で指名されプロ入り。2013年にはAAA級フレズノ・グリズリーズからメジャー昇格を果たし、5月28日のオークランド・アスレチックス戦でMLBデビューを飾りました。しかし、初登板では本塁打を浴びるなど結果を残せず、その後はAAA級への降格とメジャー昇格を繰り返すシーズンとなりました。

ジャイアンツ退団後のキャリア



2014年オフにジャイアンツを退団後は、シカゴ・カブスシアトル・マリナーズテキサス・レンジャーズと渡り歩きましたが、メジャーでの定着は叶いませんでした。その後は独立リーグでのプレーを経て、古巣ジャイアンツとマイナー契約を結びましたが、再び自由契約となっています。

2017年にはマイアミ・マーリンズとマイナー契約。AA級とAAA級で好成績を残し、2019年まで同球団の傘下でプレーしました。

レッドソックス、ドジャースでの挑戦



2019年オフにはボストン・レッドソックスとマイナー契約を結び、2020年には6年ぶりにメジャー復帰を果たしました。しかし、同年オフに自由契約となります。2021年にはロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び、メジャー昇格も果たしましたが、再びDFAとなり、AAA級へ降格。同年オフにFAとなっています。

メキシカンリーグ、そして独立リーグ



2022年にはメキシカンリーグに挑戦しましたが、短期間で退団。その後は再び独立リーグでプレーし、2023年はフロンティアリーグアトランティックリーグのチームに所属しました。

プレースタイルと評価



マイケル・キッカムは、長身から投げ下ろす角度のあるボールが特徴の左腕投手です。マイナーリーグでは安定した成績を残していますが、メジャーリーグではその実力を発揮しきれていません。しかし、様々なチームでプレーし、常に挑戦を続ける姿勢は、多くの野球ファンから支持されています。

今後の展望



2024年3月にはアトランティックリーグのヘイガーズタウン・フライングボックスカーズと契約。再び独立リーグでプレーすることになりました。メジャーリーグへの復帰を目指し、日々の練習に励んでいます。今後の活躍に期待です。

年度別投手成績



(2021年度シーズン終了時)

年度球団登板勝利敗北セーブ防御率
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2013SFG12310.16
2014SFG20.00
2020BOS311.57
2021LAD113.50
MLB通算 1839.45

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