マウリシオ・ソウザ

マウリシオ・ソウザ

マウリシオ・ソウザ（Maurício Souza、1988年9月29日生まれ）は、ブラジル出身の元男子バレーボール選手であり、現在は政治家としても活動しています。元ブラジル代表選手で、数々の国際大会に出場し、栄光を手にしてきました。彼のスポーツキャリアは、ミナスジェライス州のIturamaでの成長から始まりました。

来歴

クラブチームでのキャリア

マウリシオは2007年、EC Banespaに加入しバレーボール選手としての道を歩み始めました。初年度の2010/11シーズンでは、ブラジル・スーパーリーガで4位に入賞しました。続いてのシーズンでは、São Bernardo Vôleiでプレーし、2011/12シーズンにはVôlei Futuroに移籍して準優勝を果たしました。2012/13シーズンはItambé/Minasでプレーしましたが、2013/14シーズンからトルコリーグのHalkbank Ankaraに移籍し、トルコカップとリーグでの優勝を経験しました。

その後、2015年にVôlei Renata/Campinasに加入し、2年間プレー。ここでも2015/16シーズンにリーグ準優勝に貢献し、自らもベストブロッカー賞を受賞しました。2017年にはSesc-RJに移籍し、翌季のブラジル・スーパーリーガで再びベストブロッカー賞を手にしました。2019年にはFunvic Natalに加入し、2020/21シーズンにはチームと共に優勝を果たしました。彼はその後、2021/22シーズンにはItambé/Minasでプレーし、現役を引退しました。

代表チームでの実績

マウリシオは、2011年にブラジル代表に初選出され、同年のパンアメリカンゲームズで金メダルを獲得しました。2013年のパンアメリカンカップでも金メダルを獲得し、ベストミドルブロッカーに選ばれる快挙を成し遂げました。また同年11月のグラチャンでも金メダルを獲得。2016年にはワールドリーグで銀メダルを手にし、その年のリオデジャネイロ五輪ではブラジルを金メダルに導きました。さらに、2017年のグラチャンでは再び金メダルを獲得し、2018年の世界選手権では銀メダルを手にしました。

2019年にはワールドカップに出場し、またも金メダルを獲得。2021年のネーションズリーグでも金メダルを手にし、自身がベストミドルブロッカーとなるなど、数々の栄誉に輝いています。

政治家としての活動

2022年にはブラジル大統領ジャイール・ボルソナーロが所属する自由党に入党し、ミナスジェライス州の連邦議員選挙に立候補しました。見事に当選を果たし、現在はスポーツの経験を活かしながら政治活動を展開しています。

球歴と受賞歴

マウリシオの球歴にはオリンピック（2016年、2021年）、世界選手権（2018年）、ワールドカップ（2019年）、グラチャン（2013年、2017年）、ネーションズリーグ（2018年、2019年、2021年）、ワールドリーグ（2013年〜2017年）などが含まれます。また、受賞歴には各大会でのベストブロッカーやミドルブロッカー賞があり、彼の卓越した実力が証明されています。

彼の経歴は、バレーボール界の成功だけでなく、政治家としての新たな一歩を踏み出したことでも注目されています。

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