マクシミリアン・ウルマン

マクシミリアン・ウルマン（Maximilian Ullmann, 1996年6月17日 - ）は、オーストリア・オーバーエスターライヒ州リンツ出身のプロサッカー選手です。主にディフェンダー（DF）としてプレーし、現在はイタリアのヴェネツィアFCに所属しています。

クラブ経歴

ウルマンは2014年にSVパッシングでプロとしてのキャリアをスタートさせました。同年、LASKリンツに昇格し、着実に成長を遂げます。2017-18シーズンには、オーストリア・ブンデスリーガへの昇格に貢献し、26試合に出場して5ゴールを記録する活躍を見せました。翌2018-19シーズンも4ゴールを挙げるなど、チームの中心選手としての地位を確立しました。

2019-20シーズンからは、SKラピード・ウィーンでプレーすることになります。新天地でもすぐに先発メンバーに定着し、その実力を発揮しました。2021年8月には、アルミニア・ビーレフェルトからの関心も報じられるなど、国内外から注目を集める存在となりました。

2022年1月18日、ウルマンはヴェネツィアFCと2年半の契約を締結し、新たな挑戦を開始します。移籍後最初の試合となった1月23日のインテルナツィオナーレ・ミラノ戦では、いきなり先発として起用され、90分間フル出場を果たしました。しかし、試合は1-2で敗れ、勝利で飾ることはできませんでした。

代表経歴

ウルマンは、2014年から5年間、各世代のオーストリア代表としてプレーしてきました。そして、2022年3月29日には、ギリシャ代表との親善試合でオーストリア代表デビューを果たし、国際舞台でのキャリアをスタートさせました。

マクシミリアン・ウルマンは、その高い身体能力と戦術理解度で、今後ますますの活躍が期待される選手です。クラブと代表での彼のプレーから目が離せません。

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