マサリコス

マサリコス（Mazaricos）は、スペイン、ガリシア州、ア・コルーニャ県に位置する自治体であり、サンタ・コンバと共にコマルカ・ド・シャージャスを構成しています。住民呼称はmazaricán/-cáです。

地理

マサリコスはア・コルーニャ県の西部に位置し、コマルカ・ド・シャージャスに属しています。北はドゥンブリーア、ビミアンソ（フェルベンサ湖を隔てて）、サスと、東はサンタ・コンバ、ネグレイラと、南はオウテス、ムーロスと、西はカルノータの各自治体と隣接しています。自治体の中心地区は、マサリコス教区のア・ピコータ地区です。また、マサリコスはムーロス司法管轄区に属しています。

人口

ガリシア統計局によると、2013年の人口は4,141人でした。過去の人口推移を見ると、2011年には4,720人、2010年には4,854人、2009年には4,939人、2008年には5,050人、2007年には5,179人、2006年には5,329人、2005年には5,488人、2004年には5,639人、2003年には5,787人と、減少傾向にあります。住民は12の教区の96の地区（集落）に居住しています。ガリシア語話者の自治体人口に占める割合は99.45％（2001年）と非常に高いです。

歴史

この地域では多くの巨石建造物が発見されており、古代からの人々の営みが窺えます。記録としては、9世紀にはすでに言及されています。

政治

現在の自治体首長は、ガリシア国民党（PPdeG）のホセ・マヌエル・サントス・マネイロです。2011年5月22日の自治体選挙結果（得票順）は、ガリシア国民党が6議席、ガリシア民族主義ブロック（BNG）が3議席、PIMAZ（Partido Independiente de Mazaricos）が2議席となっています。ホセ・マヌエル・サントス・マネイロは過去にも首長に選出されています。

経済

住民のおよそ半数が、自給自足のために狭小な土地で農業および牧畜業に従事しています。特に牧畜は重要な産業です。また、松やユーカリなどが生い茂った広大な森林がありましたが、1978年、1979年、2006年の山火事により面積が縮小してしまいました。

教区

マサリコスは以下の12の教区に分けられています。

マサリコス（自治体中心地区）

外部リンク

マサリコス公式サイト

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