マザーズ・アーミー

マザーズ・アーミー（Mother's Army）は、1993年にアメリカで結成されたハードロック・スーパーグループです。

概要

このバンドは、ボーカリストのジョー・リン・ターナー（元レインボー、ディープ・パープル）、ギタリストのジェフ・ワトソン（元ナイト・レンジャー）、ベーシストのボブ・デイズリー（元オジー・オズボーン）、ドラマーのカーマイン・アピス（元カクタス、ベック・ボガート & アピス）という、錚々たるメンバーで構成されていました。最後のスタジオ・アルバムでは、エインズレー・ダンバーがドラムを担当しました。

結成から5年の間に、マザーズ・アーミーは3枚のスタジオ・アルバムをリリースし、ハードロック界にその名を刻みました。しかし、1998年に惜しまれつつ解散。

音楽性

マザーズ・アーミーの音楽は、各メンバーの個性が融合した、パワフルでメロディアスなハードロックが特徴です。ジョー・リン・ターナーの力強いボーカル、ジェフ・ワトソンのテクニカルなギター、ボブ・デイズリーの安定したベースライン、カーマイン・アピスのダイナミックなドラムが一体となり、重厚なサウンドを構築しています。

ディスコグラフィ

マザーズ・アーミー (Mother's Army) - 1993年

デビュー・アルバム。バンドの個性が際立つ楽曲が収録されています。

プラネット・アース (Planet Earth) - 1997年

よりヘヴィなサウンドに挑戦した作品。音楽性の幅が広がっています。

* ファイアー・オン・ザ・ムーン (Fire on the Moon) - 1998年

バンドのラスト・アルバム。エインズレー・ダンバーがドラムを担当。

マザーズ・アーミーは短期間の活動でしたが、その音楽は今も多くのハードロック・ファンに愛されています。各メンバーの輝かしいキャリアの中で、このバンドでの活動も特筆すべきものと言えるでしょう。

もう一度検索