マシュー・リベラトーレ

マシュー・ジョゼフ・リベラトーレ

マシュー・ジョゼフ・リベラトーレ（Matthew Joseph Liberatore）は、1999年11月6日にアメリカのアリゾナ州ピオリアで生まれたプロ野球選手であり、現在はMLBのセントルイス・カージナルスに所属する左投左打の投手です。時には「リベラトーア」とも呼ばれる彼の経歴やプレースタイルについて詳しく見ていきましょう。

経歴

プロ入りとレイズ傘下時代

リベラトーレは2018年のMLBドラフトでタンパベイ・レイズに1巡目（全体16位）で指名を受け、プロの世界への第一歩を踏み出しました。元々はアリゾナ大学に進学する予定でしたが、レイズとの契約を決断しました。プロデビューは傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レイズで、さらにアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズでもプレーしました。この2つの球団で計9試合に先発し、2勝2敗、防御率1.38を記録し、37奪三振を達成しました。

2019年にはA級ボーリンググリーン・ホットロッズに進み、16試合に登板（先発15試合）し、6勝2敗、防御率3.10、76奪三振という成績を残しました。

カージナルス時代

2020年1月に、リベラトーレはホセ・マルティネスやランディ・アロサレーナとともにトレードされ、セントルイス・カージナルスに移籍しました。ただし、その年はCOVID-19の影響でマイナーリーグの試合が中止となり、公式戦には出場しませんでした。

2021年にはAAA級メンフィス・レッドバーズでのプレーとなり、22試合（先発19試合）で9勝9敗、防御率4.04、123奪三振を記録しました。2022年にはAA級ミシシッピ・ブレーブスで開幕を迎え、5月19日にメジャー契約を結び、アクティブ・ロースターに加わりました。21日のピッツバーグ・パイレーツ戦で先発登板し、メジャー初登板を果たしました。このシーズンは9試合（先発7試合）に登板し、2勝2敗、防御率5.97、28奪三振を記録しました。

2023年シーズンには22試合（先発11試合）に登板し、3勝6敗、防御率5.25、46奪三振を達成しました。

投球スタイル

リベラトーレは彼の武器として、打者にぶつかりそうなところから急激に変化するカーブを持っています。この変化球は彼の投球スタイルに大きな威力を与えており、打者にとって非常に難解な球種となっています。

人物

ノーラン・ゴーマンとは幼少期からの友人であり、2018年のMLBドラフトで同時に1巡目指名を受けました。彼らは、プロ入りしなかった場合にはアリゾナ大学でチームメイトになる予定でした。リベラトーレがカージナルスに移籍したことで、二人は同じチームでプレーする運びとなりました。メジャー昇格の日もほぼ同時であり、2022年5月28日のミルウォーキー・ブルワーズ戦では、ゴーマンの初本塁打がリベラトーレのメジャー初勝利をサポートしました。

詳細情報

年度別投手成績

• - 2021年: 22試合 9勝9敗 防御率4.04 123奪三振
• - 2022年: 9試合 2勝2敗 防御率5.97 28奪三振
• - 2023年: 22試合 3勝6敗 防御率5.25 46奪三振

年度別守備成績

• - 守備成績の詳細は公表されていません。

背番号

背番号52（2022年 - 現在）。

マシュー・リベラトーレの今後の活躍に期待がかかります。

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