マダム・マーマレードの異常な謎

ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎

『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎』は、2013年に公開された日本の映画で、観客参加型の謎解き故事である「リアル脱出ゲーム」を映画化したものです。出題編が10月25日に、解答編が11月22日に公開されました。この映画は、観客が謎解きに参加するユニークなスタイルが特徴です。

謎解きの仕組み

観客が入場時に解答用紙を受け取り、短編映画が終了した後に設けられたシンキングタイムで考える時間を得ます。この時間は3分間が2回あります。そして、本編が終わった後には10分以内に出口に設置されたBOXに回答を投函します。正解者の名前は解答編のエンディングロールに流れ、先着500名に限られています。このように、観客自身が映画の謎を解く役割を持つ点が、他の映画とは一線を画しています。

ストーリーの概要

物語は、病を抱えていた映画界の巨匠・藤堂俊之介が亡くなる直前に遺した言葉から始まります。「短編映画3本に秘密がある。そしてナゾを解く鍵は最初の言葉だ」との遺言を残した彼の後、藤堂の妻はマダム・マーマレードにその謎を解いてほしいと依頼します。夫の遺志を継いで謎解きに挑む姿が描かれ、緊迫感と感動を呼び起こします。

主題歌とキャスト

映画の主題歌は、人気バンドSEKAI NO OWARIの「Death Disco」で、独自の雰囲気を醸し出しています。また、映画には実力派のキャストが揃っており、特に主役のマダム・マーマレードを演じた川口春奈、その相手役のマダム・バルサミコを演じた高畑淳子の演技が際立っています。他にも豪華な俳優陣が多数出演しています。

短編映画

本編では、藤堂俊之介の遺言に基づいて3本の短編映画が展開されます。これらの短編映画は、それぞれ異なるテーマやスタイルを持ちつつ、映画全体の謎へとつながる重要な役割を果たしています。監督は三人の異なる才能を持つクリエイターが担当しており、視覚的にも聴覚的にも魅力的な体験を提供します。

スタッフ

映画の企画・原案を手がけたのは加藤隆生で、脚本には堀田延、中村義洋、鶴田法男が名を連ねています。また、監督は中村義洋、鶴田法男、上田大樹がそれぞれの短編を担当し、各自の独自のスタイルを取り入れた作品となっています。

『ナゾトキネマ マダム・マーマレードの異常な謎』は、参加型映画として新しい体験を提供するとともに、緊迫感のあるストーリー展開や豪華キャストにより、観客を引き込む力を持つ作品です。

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