マックス・スタッシ

マックス・スタッシ：不屈の精神で挑むベテラン捕手

マックス・ロバート・スタッシ（Max Robert Stassi）は、1991年3月15日生まれ、アメリカ合衆国カリフォルニア州ウッドランド出身のプロ野球選手です。右投右打の捕手として、現在はサンフランシスコ・ジャイアンツ傘下に所属しています。

プロ入りからMLBデビューまで

2009年のMLBドラフトで、オークランド・アスレチックスから4巡目（全体123位）で指名されプロ入りを果たしました。その後、2013年にヒューストン・アストロズへ移籍し、同年8月にメジャーデビュー。デビュー戦で2安打を記録するも、直後に死球を受け故障者リスト入りするなど、苦難のスタートとなりました。

アストロズ、エンゼルスでの活躍

アストロズでは、出場機会を得ながらも、安定した成績を残すことができませんでした。しかし、2019年にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍すると、2020年にはOPS.886を記録するキャリアイヤーを迎えました。2021年には自身初の二桁本塁打を放ち、正捕手の座を掴みかけましたが、2022年は成績が低迷。

相次ぐ移籍と苦難

2023年は股関節の負傷や家族の健康問題が重なり、シーズンを全休。その後、アトランタ・ブレーブス、シカゴ・ホワイトソックスと相次いで移籍しましたが、メジャー昇格は叶わずFAとなりました。

ジャイアンツでの再起

2024年11月、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結び、AAA級サクラメント・リバーキャッツに配属されました。2025年のスプリングトレーニングには招待選手として参加予定であり、メジャー復帰を目指しています。

野球一家

実兄のブロック・スタッシもMLB選手であり、大叔父は元メジャーリーガーのマイリル・ホーグ、実父もジャイアンツ傘下の選手という野球一家で育ちました。

プレースタイルと将来への期待

打撃では、パンチ力のある打撃が魅力で、捕手としての守備力も兼ね備えています。度重なる移籍や故障を乗り越えてきた不屈の精神で、ジャイアンツでの再起を目指し、再びメジャーの舞台で活躍することが期待されています。

マックス・スタッシ選手の今後の活躍から目が離せません。

もう一度検索