マックス・マイヤー

マクシミリアン・マイヤー（Maximilian Meyer）は、1995年9月18日、ドイツのオーバーハウゼンに生まれました。現在はFCルツェルンに所属し、ミッドフィールダーとして活躍しています。

クラブキャリア

マイヤーは、2002年からSCロートヴァイス・オーバーハウゼン、MSVデュースブルクのユースチームで研鑽を積み、2009年にシャルケ04のユースチームに入団しました。2013年、ルイス・ホルトビーの移籍やチームの負傷者の影響もあり、トップチームに昇格。2月16日の1.FSVマインツ05戦で、ラファエウとの交代途中出場という形でプロデビューを果たしました。

その後、マイヤーはシャルケで主力選手として活躍しますが、リオ五輪後にはステップアップを希望するようになります。2017-18シーズン後半には、シャルケからの慰留を拒否し、チームの練習を欠席するなどクラブと対立する姿勢を示したため、クラブ側もマイヤーをトップチームから外す措置を取りました。シーズン終了後、契約満了によりシャルケを退団。

2018年8月2日、クリスタル・パレスFCと3年契約を締結。しかし、2021年1月15日にはクリスタル・パレスとの契約を解消し、同年1月27日に1.FCケルンとシーズン終了までの契約を結びました。2021年9月2日には、フェネルバフチェSKと契約。そして、2022年8月、FCルツェルンに1年契約で移籍し、翌シーズンからはキャプテンマークを託されています。

代表キャリア

マイヤーは、ドイツ代表として各年代でプレーし、2012年のUEFA U-17欧州選手権では3得点を挙げ、チームを準優勝に導くとともに、自身も得点王と大会MVPに輝きました。2014年5月13日に行われたポーランド代表との親善試合で、A代表初出場を果たし、2016年には、リオデジャネイロオリンピックのメンバーに選出されています。

プレースタイル

高い技術と戦術眼を持ち合わせており、中盤でゲームをコントロールする能力に長けています。また、攻撃的なセンスも高く、得点能力も兼ね備えています。視野の広さと正確なパスでチャンスを演出するだけでなく、自らも積極的にゴールを狙うことができる、現代的なミッドフィールダーです。

タイトル

代表
UEFA U-21欧州選手権（2017）
個人
UEFA U-17欧州選手権得点王（2012）
UEFA U-17欧州選手権最優秀選手（2012）
UEFA U-21欧州選手権ベストイレブン（2017）
スーパーリーグ月間最優秀選手賞 : 1回 (2022年10月)

代表歴

出場大会
U-17ドイツ代表
2012年 - UEFA U-17欧州選手権（準優勝）
U-21ドイツ代表
2015年 - UEFA U-21欧州選手権（ベスト4）
2017年 - UEFA U-21欧州選手権（優勝）
U-23ドイツ代表
2016年 - リオデジャネイロオリンピック（銀メダル）
試合数
* 国際Aマッチ 4試合 1得点 (2014年 - )

もう一度検索