マット・バレラ

マット・バレラ（Matthew Ramon Barela）

マット・バレラ、1974年3月12日生まれのプロレスラーは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスで生まれ育ちました。彼はそのキャリアの中で、OVW（オハイオ・バレー・レスリング）及びTNA（トータル・ノンサット・アクション・レスリング）で特に知られています。主に「ロウ・ライダー」や「アナーキア」といったリングネームを使用し、観客に強い印象を残しています。

来歴

OVW（1999-2011）

バレラの選手生命は、1999年にオハイオ・バレー・レスリングで始まりました。当初、彼はラウル・ラ・モッタと共に「ロス・ロコス」としてタッグチームデビューを果たし、OVW南部タッグチーム王座を獲得しましたが、間もなくタッグが解散。彼はその後、リングネームをロウ・ライダーに変更し、シングルレスラーとして活動を始めました。

ロウ・ライダーとしての彼はメインイベントに出場する機会を得、OVWヘビー級王座を2回獲得。彼への観客の支持はますます熱くなっていきました。2011年1月8日、彼は3wayケージマッチにおいてラストマッチを行い、クリフ・コンプトンに敗北しOVWを去ることになりました。

TNA(2011–2012)

OVWを離れたバレラは、2011年3月にTNAのPPV「Victory Road」で初めて登場しました。彼はヘルナンデスを助けるファンの役割で乱入し、その後、定期放送にも現れました。バレラは「アナーキア」として反アメリカユニットの一員となり、次第に存在感を示していきました。

2011年7月、彼はTNA世界タッグチーム王座の挑戦権を獲得。しかし、8月の「Hardcore Justice」ではビアマネー・インクに敗れます。間もなくして彼はプッシュを取り戻し、タッグ王座を初めて獲得しました。9月の「No Surrender」では、ロシータのサポートを受けながらディアンジェロ・ディネロとディーボンから防衛に成功。しかし、その後のタイトルマッチで敗北し、再び王座を失います。

12月にはTNAがOVWを下部組織として取り込む中、アナーキアはOVWへ降格。2012年にはヘルナンデスと共に復帰しましたが、最終的にはTNAを去ることになりました。

活動再開(2014-現在)

活動を一時休止した後、2014年にロウ・ライダー名義でインディー団体に戻りました。その中で「インスパイア・プロレスリング」にも参戦し、再びリングに立つ姿を見せています。

得意技

バレラは以下のような技を得意としております。

• - チカーノ・ユー・ターン：相手を抱え込みバックドロップからの体をひねりロック・ボトムで叩きつける。
• - ダブルアーム・スープレックス
• - ハングマンズ・ネックブリーカー

獲得タイトル

• - OVWヘビー級王座：2回
• - OVW南部タッグチーム王座：2回（ラウル・ロコ、ラモッタと共に）
• - TNA世界タッグチーム王座：1回（ヘルナンデスと共に）

その他

時折、スペイン語が混じったインタビューを行うこともあり、ファンとのコミュニケーションを大切にしています。彼のキャリアは、多くのレスリングファンに影響を与えており、今後の活躍にも期待が寄せられています。

もう一度検索