マット・フォスター

マシュー・ジェームズ・フォスター（Matthew James Foster, 1995年1月27日 - ）は、アメリカ合衆国アラバマ州チェンバース郡バレー出身のプロ野球選手です。現在はMLBのシカゴ・ホワイトソックスに所属し、右投右打の投手として活躍しています。

経歴

フォスターは、2013年のMLBドラフトでアリゾナ・ダイヤモンドバックスから29巡目（全体870位）で指名を受けましたが、契約せずにガルフ・コースト州立大学へ進学しました。その後、アラバマ大学へ転校。

2016年のMLBドラフトで、シカゴ・ホワイトソックスから20巡目（全体596位）で指名され、プロとしてのキャリアをスタートさせました。プロ入り後は、ルーキー級のアリゾナリーグ・ホワイトソックスとパイオニアリーグのグレートフォールズ・ボイジャーズでプレーし、合計22試合に登板。11セーブ、防御率0.61、41奪三振という素晴らしい成績を記録しました。

2017年は、A級のカナポリス・インティミディターズとA+級のウィンストン・セイラム・ダッシュでプレーし、2球団合計で22試合に登板。0勝2敗7セーブ、防御率1.30、33奪三振を記録しました。オフには、アリゾナ・フォールリーグに参加し、グレンデール・デザートドッグスに所属しました。

2018年は、A+級のウィンストン・セイラムとAA級のバーミングハム・バロンズでプレーし、2球団合計で45試合に登板。2勝5敗8セーブ、防御率3.30、70奪三振を記録しました。

2019年は、AA級のバーミングハムとAAA級のシャーロット・ナイツでプレーし、2球団合計で43試合に登板。4勝1敗5セーブ、防御率3.20、74奪三振を記録しました。同年11月20日には、ルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐため、40人枠入りを果たしました。

2020年7月29日にメジャー初昇格を果たし、メジャーデビューとなった8月1日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦では、初登板初勝利を挙げました。この年はメジャーで23試合（先発2試合）に登板し、6勝1敗1セーブ、防御率2.20、31奪三振を記録しました。

投球スタイル

フォスターは、最速97.3mph（約156.6km/h）のフォーシームと、切れ味鋭いチェンジアップ、スライダーなどを駆使する技巧派右腕です。これらの球種を組み合わせ、打者を打ち取ります。

年度別成績

(年度別投手成績と守備成績は省略)

背番号

* 63 (2020年 - )

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