マット・ベイティ

マシュー・トーマス・ベイティ

マシュー・トーマス・ベイティ（Matthew Thomas Beaty、1993年4月28日生まれ）は、アメリカ・ジョージア州スネルビル出身のプロ野球選手で、一塁手や外野手として活躍している。現在はフリーエージェントで、右投左打の選手である。

経歴

プロ入り前

ベイティは2011年のMLBドラフトでカンザスシティ・ロイヤルズから48巡目（全体1446位）で指名されたが、この時は契約せずにベルモント大学へ進学。大学での経験を経て、さらなる成長を目指した。

ドジャース時代

2015年にはロサンゼルス・ドジャースから12巡目（全体372位）で指名され、プロ入りを果たす。入団後、ルーキー級のオグデン・ラプターズでデビューし、A級でのプレーを経て打率.314を記録。その後も徐々に実力を高め、2016年にはA+級で124試合に出場し、11本塁打、88打点を挙げた。

2017年にはAA級タルサ・ドリラーズで116試合に出場し、打率.326、15本塁打、69打点を記録。特にこの年はテキサスリーグのMVPにも選ばれ、彼の名は球界に広まり始めた。さらにオフシーズンにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、貴重な経験を積んだ。

2018年にはルーキー級とAAA級オクラホマシティ・ドジャースでプレーし、2球団で34試合に出場。打率.284、1本塁打、14打点という成績を収め、40人枠にも入った。

2019年にはAAA級から開幕を迎え、4月30日にメジャー初昇格。メジャーデビューを果たすと、その初打席でヒットを記録し、注目を集めた。この年、メジャーでは99試合に出場し、打率.265、9本塁打、46打点を記録。

2021年には120試合に出場し、代打としての役割を果たしながら打率.270、7本塁打を記録したが、シーズン終了を前にDFAとなった。

パドレス時代

2022年3月、ベイティはサンディエゴ・パドレスに移籍。シーズン中、左肩を痛め、故障とリハビリの繰り返しで期待に応えられずに苦しんだ。打率は.093、本塁打は0、打点は1のみという結果で、9月10日に再度DFAとなり、翌日傘下へ配属された。

ジャイアンツ時代

2023年1月にはカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結んだ後、3月30日にサンフランシスコ・ジャイアンツへ金銭トレードで移籍。開幕から出場したものの、4月下旬以降はAAA級でのプレーが中心となり、5月30日にDFA、その後FAとなった。

ロイヤルズ復帰

2023年6月12日、再びカンザスシティ・ロイヤルズとマイナー契約を結ぶと、6月18日にはメジャー契約を結びアクティブ・ロースター入り。試合に出場するも、9月19日に再度DFAとなり、10月2日には再びFAとなった。

詳細情報

年度別成績

• - 2022年度シーズン終了時の年度別打撃成績

表彰

• - MiLB テキサスリーグ最優秀選手賞：1回（2017年）

背番号

• - 45（2019年 - 2021年、2023年 - 4月17日）
• - 27（2022年、2023年6月18日 - 現在）

彼のパフォーマンスは様々なチームでの経験を通じて進化しており、今後の成長が期待される。

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