マット・ミアズガ

マシュー・ミアズガ（Matthew Miazga、1995年7月19日 - ）は、アメリカ合衆国ニュージャージー州クリフトン出身のプロサッカー選手です。現在、FCシンシナティに所属し、ディフェンダーとして活躍しています。また、アメリカ代表としてもプレーしています。

クラブ経歴

ミアズガはニュージャージー州クリフトンで生まれ、2009年にレッドブルズアカデミーに加入しました。アカデミーで4年間プレーした後、17歳でプロ契約を結びました。ニューヨーク・レッドブルズでのデビューは18歳になったばかりの頃でした。

2015年には、メジャーリーグサッカーで注目を集める選手へと成長しました。レッドブルズではレギュラーとして定着し、北米リーグでのクラブ最高成績に大きく貢献。CONCACAFチャンピオンズリーグも経験しました。しかし、2016年、契約を1年残していたにもかかわらず、新たな挑戦のため、イングランドのチェルシーFCへ移籍を決断しました。

2016年1月30日、チェルシーFCへの4年半の契約での加入が発表されました。彼はチェルシーFC史上初のアメリカ合衆国出身選手となりました。しかし、チェルシーでは出場機会を得るのが難しく、複数のクラブへレンタル移籍を繰り返すことになります。

2016年8月31日には、オランダのエールディヴィジに所属するフィテッセへレンタル移籍。その後、2017年7月28日にも再びフィテッセへレンタル移籍しています。

2018年8月3日、チェルシーFCとの契約を2022年まで更新した後、2018-19シーズンはフランスのリーグ・アンに所属するFCナントへレンタル移籍することが発表されました。しかし、2019年1月25日にはFCナントから復帰し、同シーズンの終わりまで、イングランドのレディングFCへローン移籍することが決定。2019年7月には、レンタル期間が2019-20シーズン終了まで延長されました。

2020年10月3日には、ベルギーのRSCアンデルレヒトへローン移籍。さらに、2021年8月20日には、スペインのデポルティーボ・アラベスへローン移籍しています。

代表経歴

ミアズガは、両親の祖国であるポーランド代表としてプレーする資格も持っていましたが、自身が生まれ育ったアメリカ合衆国代表を選択しました。2015年11月に行われた2018 FIFAワールドカップ・北中米カリブ海予選のセントビンセント・グレナディーン戦に途中出場し、アメリカ代表としての地位を確立しました。2017 CONCACAFゴールドカップのニカラグア戦では、代表初得点を記録しています。


マシュー・ミアズガは、その恵まれた体格と、対人の強さを生かしたディフェンスで、チームに貢献しています。今後の更なる活躍が期待される選手です。

もう一度検索