マツヤハウジング

マツヤハウジング株式会社は、東京都千代田区に本社を構えるマンションデベロッパーです。東京の城南地域をコアエリアとし、その周辺地域においてマンション分譲事業を展開しています。

同社は、ファミリー層向け、シングル・DINKS層向けの各マンションを「エム・ブランド」（M－Brand）というブランド名で提供しています。パンフレットによれば、「エム・ブランド」の「M」は、単にマツヤハウジングの頭文字を表すのではなく、「マインド（Mind）」の「M」であると説明されています。この名称には、住まう人の思い（マインド）を反映させた、より快適で個性的なマンションを供給したいという強い願いが込められています。

M－Brandは、マンションデベロッパーの顧客満足度ランキングで常に上位にランクインしており、顧客からの信頼も厚いです。

しかし、2008年7月には民事再生法の適用を申請するという苦境に立たされました。その後、上場企業であるフリージアマクロスを率いる佐々木ベジ氏が支援に乗り出し、スポンサーとして経営再建をサポートすることになりました。現在は、佐々木ベジ氏の指導の下、経営再建に向けて尽力していますが、民事再生法の適用により、社員は大幅に減少しています。

概要

所在地：東京都千代田区外神田4丁目6番7号 カンダエイトビル2階
設立：1976年4月1日
資本金：1億円

沿革

1976年：マツヤハウジング（株）設立
1982年：オーナーズマンション事業を開始
1988年：売上高100億円を達成
1989年：資本金を1億円に増資
1992年：シングルライフマンション事業を開始
1993年：ファミリーマンション事業を開始
1995年：不動産特定共同事業の許可を取得
2003年：売上高126億円、経常利益8億円を達成
2004年：伊田テクノス株式会社（JASDAQ上場）のグループ会社となる。久保棟男氏が社長に就任
2006年：資本金を14億9696万円に増資。建設工事業許可を取得。不動産流動化事業運営会社マツヤ･アセットマネジメントを設立。マンション管理会社 東邸管理株式会社をグループ化（100%子会社）。本社を品川区南大井6丁目大森ベルポート内に移転
2008年：民事再生法手続を申請（負債総額279億円）
2009年：再生計画案が認可決定確定。フリージアマクロス（東証二部上場）グループに入る。佐々木ベジ氏が代表取締役に就任。本社を東京都千代田区に移転

外部リンク

マツヤハウジング

もう一度検索