マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座

マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座について

マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座（Marigold United National Championship）は、女子プロレス団体マリーゴールドが管理・認定するシングル王座です。一般的にマリーゴールドUN王座という略称で呼ばれています。

王座創設の背景

2024年5月16日、マリーゴールドのロッシー小川代表は、団体旗揚げに先立ち、複数の新王座設立を発表しました。その中には、団体最高峰の「マリーゴールド・ワールド王座」、タッグ王座の「マリーゴールド・ツインスター王座」、55kg以下の軽量級を対象とした「マリーゴールド・スーパーフライ級王座」と並び、この「マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座」が含まれていました。

この王座の名称は、小川代表が敬愛するプロレスラー、アントニオ猪木がかつて保持していた「ユナイテッド・ナショナル・ヘビー級王座」に由来しています。ベルトのバックルには、本家UNヘビー級王座と同様に「UNITED NATIONAL CHAMPION」の文字が刻まれており、その歴史と伝統を受け継ぐ意志が示されています。ベルトは5月20日の旗揚げ戦で、ワールド王座と共にファンにお披露目されました。

初代王座決定トーナメントの開催

旗揚げから2度目の後楽園ホール大会となる6月11日、第4試合の6人タッグマッチで勝利した青野未来が、試合後、新設されたユナイテッド・ナショナル王座の初代王座決定トーナメント開催を提唱しました。この呼びかけにMIRAIとボジラが応じ、翌日には野崎渚を加えた4人でのトーナメント開催が発表されました。

6月16日、名古屋国際会議場で行われたトーナメント1回戦では、ボジラが決勝進出を決めました。一方、MIRAI対青野未来の試合は延長戦でも決着がつかず、6月23日の新木場1stRING大会、6月29日の仙台PIT大会でも引き分けに終わりました。このため、7月13日の両国国技館大会で再戦を行い、その勝者がボジラと王座を争うことになりました。

初代王者の誕生

7月13日、両国国技館大会で、まずMIRAIと青野未来が4度目の対戦を行いました。激戦の末、24分過ぎに青野がスタイルズクラッシュでMIRAIを下し、決勝戦に進出しました。続く王座決定戦では、青野未来がボジラを回転エビ固めで破り、初代ユナイテッド・ナショナル王者に輝きました。

初代王座決定トーナメント結果

1回戦: ボジラが勝利し、決勝進出。
1回戦: MIRAI vs 青野未来は3度の引き分けにより、7月13日に再戦が決定。
準決勝: 青野未来がMIRAIに勝利。
決勝: 青野未来がボジラに勝利し、初代王者となる。

歴代王者

1. 青野未来


この王座は、マリーゴールドの歴史を彩る重要なタイトルとして、今後の展開が注目されます。

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